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レインズ新規登録、前年同月比で5ヵ月ぶりプラス

 (公財)不動産流通推進センターは21日、2024年2月の指定流通機構(レインズ)活用状況を公表した。

 新規登録件数は38万件(前年同月比3.7%増)で、前年同月比で5ヵ月ぶりにプラスに転じた。成約報告件数は6万2,390件(同8.5%増)と10ヵ月連続の増加。総登録件数は86万9,162件(同4.4%増)で11ヵ月連続のプラスとなった。

 売り物件は、新規登録件数が12万794件(同13.8%増)と14ヵ月連続してプラス。成約報告件数は1万6,220件(同8.2%増)で9ヵ月連続の増加。総登録件数は41万4,148件(同20.6%増)と21ヵ月連続のプラスとなっている。

 賃貸物件の新規登録件数は、25万9,206件(同0.4%減)と24ヵ月連続の減少。成約報告件数は4万6,170件(同8.6%増)で、10ヵ月連続のプラス。総登録件数は45万5,014件(同6.9%減)と18ヵ月連続のマイナスとなった。

 売り物件の取引態様別件数は、新規登録のうち媒介契約が7万5,756件(同9.7%増)。そのうち専属専任媒介が1万1,611件(同4.1%増)、専任媒介が3万9,801件(同11.4%増)、一般媒介が2万4,344件(同9.9%増)だった。売り主は4万3,172件(同22.0%増)、代理は1,866件(同9.9%増)。

 成約報告では、媒介契約が1万2,981件(同6.2%増)。うち専属専任媒介が2,688件(同4.9%増)、専任媒介が8,497件(同7.2%増)、一般媒介が1,796件(同3.6%増)。売り主は3,176件(同17.7%増)、代理は63件(同3.3%増)だった。

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