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既存マンション価格天気図、下落傾向は弱まる

 (株)東京カンテイは28日、2024年2月度の「中古(既存)マンション価格天気図」を公表した。全国47都道府県におけるファミリータイプの既存マンションの流通価格を、70平方メートルに換算・集計。その価格変動を、上昇傾向は「晴」、下落傾向は「雨」などの天気マークで表した。

 同月は、「晴」が8地域(前月:8地域)と変わらず、「雨」は3地域(同1地域)に増加した。「曇」は10地域(同13地域)、小雨は8地域(同10地域)といずれも減少。「薄日」は18地域(同15地域)と増加した。

 全国で天候が改善したのは12地域(同7地域)となったが、悪化も11地域(同8地域)に増加。横ばいは24地域(同32地域)に減少した。

 47都道府県のうち、前月比価格が下落したのは22地域(同25地域)と減少。前月と比較可能で事例数10以上の全国528市区町村のうち、277(52.5%)が下落と、下落した都市数は前月の298から大幅に減った。

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