不動産ニュース

首都圏新築戸建て、全エリア価格上昇。2ヵ月連続

 不動産情報サービスのアットホーム(株)は28日、同社ネットワークにおける2025年4月の首都圏新築戸建ておよび中古(既存)マンションの登録価格データを公表した。

 同社の不動産情報ネットワークで消費者向けに登録・公開された物件の1戸当たりの売り希望価格を、東京都(23区/都下)、神奈川県(横浜市・川崎市/他)、埼玉県(さいたま市/他)、千葉県(西部/他)の8エリアで集計。アットホームラボ(株)が分析した。

 新築戸建ての平均価格は4,774万円(前月比1.1%上昇)と、3ヵ月連続で上昇。エリア別では、東京23区7,655万円(同2.1%上昇)、東京都下4,919万円(同0.4%上昇)、横浜市・川崎市5,352万円(同0.7%上昇)、神奈川県他4,292万円(同1.1%上昇)、さいたま市4,413万円(同2.2%上昇)、埼玉県他3,744万円(同0.9%上昇)、千葉県西部4,416万円(同1.8%上昇)、千葉県他3,414万円(同1.8%上昇)となった。
 8エリアすべてで前月比・前年同月比が共に上昇したのは、23年4月以来24ヵ月ぶり。前月比では2ヵ月連続の上昇となった。また、さいたま市を除く7エリアで、17年1月以降の最高額を更新した。

 既存マンションの平均価格は4,451万円(同2.1%上昇)と、9ヵ月連続で上昇。エリア別では、東京23区6,692万円(同3.0%上昇)、東京都下3,282万円(同0.4%上昇)、横浜市・川崎市3,595万円(同1.7%上昇)、神奈川県他2,706万円(同0.4%上昇)、さいたま市3,299万円(同0.8%上昇)、埼玉県他2,492万円(同0.8%上昇)、千葉県西部2,855万円(同1.7%上昇)、千葉県他2,015万円(同0.4%下落)。
 東京23区、横浜市・川崎市の2エリアは17年1月以降の最高額を更新。東京23区は9ヵ月連続の更新となった。

最新のニュース