皆さま、こんにちは☀
オークラヤ住宅の田中です！
今月の街角エッセイは
■■ 新富町の由来 ■■
現在の新富町界隈は
江戸時代には大名や武家屋敷が立ち並ぶ地域でしたが、
明治維新後は、築地の外国人居留区住民（外国人）向けに
遊郭が置かれました。
その遊廓の名称が、
京都の島原遊郭に因み、
「新島原遊郭」と名付けられました。
ところが、思い通りの集客ができず
何年も経たぬうちに廃れてしまいます。
新富の名の由来は、
新島原の「新」と以前から同地と隣接していました
大富町の「富」を合せて新富町と命名されました。
明治5年に芝居小屋の新富座が開場します。
新富座は庶民娯楽の王道として大いに賑わいましたが、
関東大震災で焼失してしまい
その後の再建は叶いませんでした。
1971年住居表示の実施にともなう町名変更で
「町」の字が削られて、新富となり、
新富1丁目と新富2丁目が現在に残ります。
新富町は
西に「京橋」「銀座」
南に「築地」
北には「八丁堀」と
古くから栄える東京でも有名な街に囲まれ
恵まれた立地にあります。
ショッピングを楽しむにも、
カフェで優雅にお茶をするにもおすすめの街です。
最寄駅は有楽町線の新富町、
都営浅草線の宝町、銀座線の京橋、
JR京葉線と日比谷線の八丁堀と
じつに５沿線が使え、
どこも徒歩約１０分圏内。
都営浅草線は京急線と京成線に乗り入れしているので
旅行好きには外せない羽田、成田まで
一本で行くことが可能です。
東京駅も歩いて行ける距離という驚きの利便性！
また、個性あふれる飲食店が多く点在する新富町。
この魅力をもっと知ってもらいたいという
新富町の個人営業の飲食店が中心となり
２０１２年から「はしご酒イベント」を開催しております。
チェーン居酒屋や大型レストランが増えていく昨今、
オーナーが自ら店に立つ個人飲食店。
自分で開拓していくのは大変という方は
この「はしご酒イベント」が是非おすすめです。
昔ながらの雰囲気を残したお店から
新しくオシャレな今風のワインバルなどが集まった新富町。
ここで自分のおすすめ東京スポットを
見つけてみるのはいかがでしょうか。
