こんにちは!オークラヤ住宅です。
今回は王子駅周辺の街をご紹介します。
JR京浜東北線、東京メトロ南北線が乗り入れる王子駅。京浜東北線を利用すれば東京駅へは約22分、南北線を利用すれば永田町駅へは約22分と、都心へのアクセスが至便です。
また、都電荒川線の王子駅前停留場も王子駅からすぐの場所にあるため3路線利用することができます。
東側の商業ビルや飲食店が立ち並ぶエリアと、西側の公園や川などを有する自然豊かなエリアといった異なる表情を併せ持つのも特徴。
さらに美しい桜が見られる公園が点在し、気軽にお花見を楽しめるのも魅力です。
駅前では大規模再開発プロジェクトが進められ、今後誕生する新たな街の景色にも期待が集まります。
そんな王子に実際に足を運び、おすすめスポットや街の魅力をさまざまな角度から解説していきます。さらにお花見スポットもご紹介。
都内での引っ越しを検討中の方、王子に興味がある方はぜひ読み進めてくださいね。
目次
王子駅ってどこにあるの?

王子駅は東京都北区王子1丁目にある駅で、JR京浜東北線と東京メトロ南北線、都電荒川線(王子駅前停留場)の3路線が乗り入れています。
東京駅、新橋駅、品川駅、四ツ谷駅、永田町駅、溜池山王駅など都内の主要ビジネス街へ乗り換えなしでアクセスできるうえ、浦和駅やさいたま新都心駅、大宮駅、川崎駅、横浜駅、桜木町駅など、埼玉や神奈川への移動も便利です。
南北線は埼玉高速鉄道や東急目黒線・新横浜線・相模線と直通運転をおこなっており、各方面への移動がスムーズ。休日のお出かけの選択肢が広がりそうですね。
バスの路線も充実していて、池袋駅、西新井駅、赤羽駅へ1本で行くことが可能。
駅の近くには首都中央環状線の出入口があり、車での移動が多い人にとっても魅力的なロケーションといえるでしょう。
沿線主要駅までの所要時間は?
王子駅から主要駅への所要時間を調べてみました。
平日朝8時頃の周辺各駅への所要時間は以下のとおりです。
路線・方面 | 周辺の主要駅 | 主要駅までの所要時間 | 乗り換え可能な路線 |
---|---|---|---|
JR京浜東北線 | 上野 | 約13分 | JR山手線、常磐線、高崎線、上野東京ライン、東北新幹線、上越新幹線、北陸新幹線、東京メトロ銀座線、日比谷線ほか |
浦和 | 約20分 | JR東北本線、高崎線、湘南新宿ライン | |
東京 | 約22分 | JR東海道本線、山手線、横須賀線、総武本線、京葉線、中央線、上野東京ライン、東北新幹線、上越新幹線、北陸新幹線、東海道新幹線、東京メトロ丸ノ内線ほか | |
新橋 | 約26分 | JR東海道本線、山手線、横須賀線、東京メトロ銀座線、都営浅草線、ゆりかもめ | |
大宮 | 約29分 | JR東北本線、埼京線、川越線、高崎線、湘南新宿ライン、東北新幹線、上越新幹線、北陸新幹線、東武野田線ほか | |
品川 | 約35分 | JR東海道本線、山手線、横須賀線、東海道新幹線、京急本線 | |
東京メトロ南北線目黒方面 | 永田町 | 約22分 | 東京メトロ有楽町線、半蔵門線 |
再開発情報
JR王子駅前周辺では大規模な再開発プロジェクトが進行中です。
江戸時代には江戸に暮らす人々の行楽地として栄えた王子。明治時代初期に実業家・渋沢栄一の主導により洋紙製造会社「抄紙会社」が設立されたのを皮切りに、工業地として発展しました。
近年はJRや都電、地下鉄が交わる交通の要衝として賑わう王子ですが、JRや幹線道路などが歩行者の回遊性を阻害する要因になっていること、狭あい道路や木造住宅密集地域における防災上の課題などが指摘されていました。
そのような地域課題を解決するため、北区は平成29年に総合的なまちづくりの指針として「王子駅周辺まちづくりグランドデザイン」を策定。
「東京の北の交流拠点 水と緑豊かな王子」の実現に向けて、地域特性や解決すべき課題に対応したまちづくり計画が示されました。

「まちづくりグランドデザイン」に内包された、優先的に整備すべき先行実施地区の範囲を特定し具体的な事業内容を示した「王子駅前まちづくり整備計画」では、再開発エリアが以下の6つに整理。それぞれのエリアの特性や地形などを活かしたまちづくりが構想されています。
拠点形成エリア
かつては製紙工場を有し、王子の発展をけん引してきたエリア。現在は複合レジャー施設「王子駅前サンスクエア」や「お札と切手の博物館」などがあります。
商業・業務・住宅などの複合的な土地開発により、魅力ある拠点形成が図られます。
地域交流エリア
商業ビルや飲食店、区民施設がある北本通りに面するエリア。沿道の公共的空間の充実を促進し、街を訪れる人や地域住民などによるコミュニティの交流の促進が図られます。
都市機能誘導エリア
比較的新しい建物が集まり、商業・業務・住宅の3つの機能が混在するエリア。既存の施設を活かし、王子駅周辺の商業・業務集積を支え、職住近接のまちづくりの実現が図られます。
公園エリア
王子を代表する観光資源である飛鳥山公園を有するエリア。王子駅周辺の顔として、飛鳥山公園のさらなる魅力の向上と、周辺の回遊性を高める再整備が図られます。
自然・文化・歴史エリア
東京十社のひとつで、「王子」の地名の由来にもなっている王子神社が位置するエリア。駅前商店街と王子神社周辺の情緒ある街並みの調和が図られます。
次世代住工複合エリア
住宅と工場が混在するエリア。狭あい道路が密集することから、以前より防災上の課題が指摘されていました。次世代の居住・産業の場として、住工のバランスのとれた複合市街地の再生が図られます。
「王子駅前まちづくり整備計画」では、拠点形成エリアとその周辺を「先行実施地区」とし、王子駅前に賑わいの拠点形成を図ることが示されています。
先行実施地区では北区の新庁舎建設のほか、生活利便施設や商業施設、文化施設などを誘致予定。また街の南北軸と東西軸を結ぶ貫通道路や、公園、広場の整備がおこなわれる予定です。

先行実施地区にある、ボウリング場やバッティングセンター、テニスコートなどを備えた複合レジャー施設「王子駅前サンスクエア」。
抄紙会社の流れを汲んだ王子製紙の王子工場の跡地に、1972年に開業して以降、王子駅前のランドマークとして親しまれてきました。その一方で、近年では商業・オフィス集積における課題が指摘されているそうです。
再開発により、この一帯は「賑わいの拠点」になるとのこと。どのような新たな景色がお目見えするのか、今から楽しみですね。
王子駅構内の様子

JR線の出口は、北口、中央口、南口の3つ。改札もそれぞれに分かれています。北口の改札外にはコンビニエンスストア「NewDays」があります。

こちらは東京メトロの構内。改札外に、「セガフレード・ザネッティ・エスプレッソ」や「ミスタードーナツ」、「ラフィネ」(リラクゼーション)、「アグリの森直売所」(野菜・果物)といった店舗があります。
王子の花見スポット
王子エリアには、公園や遊歩道など街の随所に桜が植栽され、春には気軽にお花見を楽しめるのが魅力です。ここでは、王子駅周辺の主要な花見スポットをご紹介します。
飛鳥山公園

総面積73,000平方メートルもの広大な敷地に600本以上の桜が植えられている、都内を代表するお花見スポット。
江戸時代、徳川吉宗が享保の改革の一環で、江戸の人々の行楽地とするため、桜を植樹して開放したのが飛鳥山公園のはじまりです。歌川広重を筆頭に多くの絵師たちが浮世絵の画題にしたほか、数々の文人たちが歌に詠んだことでも知られています。明治6年に、日本初となる都市公園のひとつに認定されました。

園内にはソメイヨシノのほか、薄緑色の里桜「ウコン」や、濃いピンク色の八重桜「関山」などもあり、多彩な桜を観賞できるのも特徴です。

音無親水公園

石神井川の旧流路に整備された、渓谷状の地形を活かした造りの公園。ソメイヨシノが21本植栽され、満開の時期にはあたり一面がピンク色に染まります。
王子駅の目の前にあり、アクセスも良好。気軽にお花見を楽しめるスポットとして人気です。

名主の滝公園

江戸時代末、この地の名主を務めていた畑野孫八が開いた庭をルーツとする公園。滝と川、池を配した回遊式庭園で、ケヤキやヤマモミジなどを眺めながら散策できます。

池の周りにソメイヨシノが約30本植栽され、和の情緒に包まれながらお花見を満喫できます。
園内は深い渓谷を想わせる独特の地形。ゆったりとお花見を楽しみたいときにおすすめの場所です。王子駅からは徒歩10分。

石神井川沿い遊歩道

王子駅の西側を流れる石神井川の河岸は桜並木となっており、春にはお花見をしながら散策できます。随所に石造りのベンチが備わっていて、気軽に休憩できるのもうれしいポイント。
シーズン終盤には、桜の花びらが石神井川の水面に散り、かたまりとなって美しい模様を描く「花筏」を楽しめます。
石神井川沿いの桜景色を眺めながら歩く「桜ウォーク」を毎年開催しており、小さな子どもからご高齢の方まで約2,000人が参加する人気のイベントだそうです。

こちらは石神井川の桜並木付近にある「紅葉橋」。その名のとおり、欄干に紅葉があしらわれ、独特の風情が漂います。

醸造試験所跡地公園

明治37年に設置された「旧大蔵省醸造試験所」の移転跡地に整備された公園。
国の重要文化財に登録されている、赤い煉瓦造りの「旧醸造試験所第一工場」を間近に望めるため、時代に思いを馳せながら過ごすことができます。

桜はエントランス近くにソメイヨシノが植えられています。住宅街にある公園なので、地元では穴場のお花見スポットとして人気を集めているのだとか。JR王子駅からは徒歩約8分。
柳田公園

北本通りから少し入ったところにある公園。広場を中心とした公園ですが、ブランコやシーソー、複合遊具なども整備されています。
桜はソメイヨシノが11本植栽。王子駅の東側エリアを代表するお花見スポットとして親しまれています。家族で気軽にお花見をしたいときにもおすすめです。王子駅からは徒歩5分。
王子駅周辺の街並み
ここではJR線の線路を挟んで東側、西側に分けてご紹介します。
東側は、駅前に商業ビルが多く立ち並ぶ賑やかなエリア。北本通り沿いにある、地上17階建ての区の複合施設「北とぴあ」がシンボルです。
西側は、音無親水公園や飛鳥山公園、王子神社、名主の滝公園を有するエリア。豊かな自然や歴史を身近に感じられるスポットが充実しています。
王子駅 東側の街並み

まずは東側からご紹介します。
北口を出ると、北本通りが見えてきます。駅側はロータリーとなっていて、多くの路線バスが乗り入れています。
周辺には、商業ビルや飲食店、コンビニ、アミューズメント施設、クリニック、銀行が立ち並び、活気に満ちた雰囲気です。

2020年に開業した商業ビル「ヒューリック王子ビル」。銀行やフィットネスジム、クリニックなどが入ります。

北本通りを北に少し進むと「北とぴあ」が見えてきます。1990年、王子駅東側貨物駅ヤード跡地にオープンした、ホールやスタジオ、会議室などを備える17階建ての区の複合施設です。
最上階は3方向に窓を備えた展望ロビーとなっていて、北区の景色や東京スカイツリーなどを眺めることができます。
1階にはビアホールが出店。さまざまなシーンで利用できそうな施設です。

王子駅の東側は「王子銀座商店街」となっており、北本通り沿いを中心に、スーパーマーケットや飲食店、コンビニ、銀行、学習塾、クリニック、ドラッグストアなど多彩なジャンルの店舗や施設が並びます。

北本通りから少し入った路地にある、明治22年に創業したパン店「明治堂」。
2階は「ベーカリーカフェ 明治堂」になっており、モーニングやランチなどを楽しめます。
1階のベーカリーでは昔懐かしいあんぱんや、バターの風味豊かなデニッシュ、香ばしいハード系など多種多様のパンが並びます。訪れたときは大勢のお客さんで賑わっていました。

「ライ麦パン」はライ麦の酸味と苦みのバランスがよく、ふわふわ感も美味。バターやジャムとも相性も抜群です。

北本通りをさらに北方面に進むと「王子三丁目交差点」が見えてきます。周囲には高層ビルやマンションが立ち並びます。

王子三丁目交差点から少し入った住宅街にある「王子区民センター」。
2階には「北区立中央図書館分室」が併設されていて、平日は19時まで開館しています。仕事帰りにちょっと本を読みたいときに重宝しそうな場所です。

再び駅周辺に戻ってきました。こちらは王子駅前歩道橋から明治通り側を眺めた風景。
多くの商業ビルが立ち並び活気に満ちていますが、今後の再開発により誕生する新たな街並みも楽しみですね。

王子駅前歩道橋の一部には、ステンドグラスを思わせる装飾が施されています。日常のなかにこうした彩りがあると、心がすっと癒されそうですね。

約50年以上にわたり、王子駅東側のランドマークとして親しまれてきた複合レジャー施設「王子駅前サンスクエア」。
ボウリングやバッティングセンター、テニスコート、フットサルコートなどのスポーツ施設や、ショップ、飲食店、アミューズメント施設が入居しています。

渋沢栄一にもゆかりの深い土地に建つ「王子駅前サンスクエア」。敷地内には「洋紙発祥之地」の石碑が設置されています。

JR王子駅からすぐのところにある「王子駅前公園」。明治通りに面して三角形の敷地となっているのが特徴です。
随所にベンチが配されており、待ち合わせやお散歩の休憩など、さまざまな場面で重宝しそうな場所です。

東側エリアのメインストリートのひとつ、明治通り。スーパーマーケットやコンビニ、飲食店、銀行が立ち並ぶほか、マンションやオフィスビルもちらほら。活気ある雰囲気が漂います。

明治通り沿いにある「お札と切手の博物館」。1971年に印刷局創立100年を記念して新宿区市ヶ谷に開設し、2011年にこの地に移転しました。
展示室ではお札や切手、証券をはじめとした国立印刷局が製造した各種製品などを紹介。
さらに明治期以前のお札や、外国のお札の製造と関係がある銅版画、お札の歴史、偽造防止技術といった資料なども展示されています。
東側は、駅前に多くの商業ビルが立ち並び都会らしい雰囲気ですが、少し入れば落ち着いた商店街が広がり、異なる表情を持ち合わせているのが魅力に感じました。
王子駅 西側の街並み

続いて西側をご紹介します。
北口を出ると、まず目の前に音無親水公園が広がります。

並木道の一部には石畳が整備され、和の風情たっぷり。駅前に自然を身近に感じられる場所があるのはうれしいポイントですね。

音無橋の下にはこのような風景が広がります。人工川ながら、都会にいることを忘れてしまいそうな雰囲気です。
夏には水遊びを楽しむ大勢の子どもたちで賑わうのだとか。

音無親水公園の北側に位置する「王子神社」。14世紀にこの地を治めていた豊島氏が紀州熊野新宮から若一王子を勧請したのがはじまりで、“王子”という地名の由来にもなっている由緒ある神社です。

明治初期には准勅祭社に指定。東京十社のひとつに数えられています。
境内は樹木が多く、駅前とは思えないほどの静寂で厳かな佇まい。ゆっくりと自分に向き合いたいときに訪れたくなるようなスポットです。

音無親水公園から明治通りを挟んだ向かいにあるのが「飛鳥山公園」。
73,000平方メートルの広大な園内には、広場や噴水、古墳、児童エリア、渋沢史料館、飛鳥山博物館、紙の博物館、旧渋沢庭園などが点在しています。
お花見ができる春はもちろんのこと、四季を通じて楽しめるのも魅力です。

こちらは西側エリアのメインストリートのひとつである都道455号。商業ビルは少なく、中層から高層マンションが目立ち、全体的に落ち着いた雰囲気を感じました。

駅近くには、北区役所第一、第二、第三、第四、第五庁舎、別館が立ち並びます。

第二庁舎の1階には「王子本町郵便局」が入ります。

ランチは北区役所の北方面にある、蕎麦店「喜久家」でいただくことに。1955年創業以来、地域の人々に親しまれているお店で、お昼時は行列もできることも多いそうです。

「納豆そば」と「海老天」をオーダーしました。お蕎麦はツルツルとした喉越しが絶品で、コクのある出汁と見事に調和。名物の海老天はボリュームたっぷりで食べ応え抜群でした。店員さんのあたたかな接客も印象的です。

都道455号から少し入ったところにある「COCOFURO かが浴場」。
老舗銭湯「加賀浴場」をリニューアルしたデザイナーズ型銭湯で、スタイリッシュな空間が特徴です。
奥飛騨の天然湯の花を使用する「華の湯」や、30分に1回ミュージックロウリュが発生する「サウナ」など、多彩な設備を有します。

さらに北方面には「北区立中央図書館」があります。王子駅からは徒歩約15分。
1919年に建設された赤レンガ倉庫と一体化した新旧が織りなす構造で、1階の総合フロア、2階のこども図書館、3階の協働のフロアからなります。
ユニバーサルデザインが採用され、車いすを利用される方も安心して過ごせるのも魅力。
40万冊を超える本を所蔵し、DVDの貸出も実施しています。インターネット利用席や、授乳室を完備した子育て情報支援室などもあり、幅広い層が楽しめる空間です

建物を北側から見ると、赤レンガ倉庫と一体化している様子がわかります。

図書館の前は芝生が広がる大きな公園になっていて、家族でのお出かけ先としてもおすすめです。

「北区立中央図書館」から東方面に少し歩いたところには「名主の滝公園」があります。

見どころのひとつが、8メートルの落差を有する「男滝(おだき)」。勢いよく水が流れる様子は迫力満点です。
広々とした園内には、モミジやケヤキ、イチョウなど多くの木々が植栽。秋には鮮やかな紅葉を楽しむことができます。無料で入園できるのも魅力です。

こちらは名主の滝公園の南東側に広がる「森下通り商店会」。個人経営のお店も多く、街歩きが楽しめそうな通りです。

明治20年創業の「石鍋商店」。昔ながらの製法と味を守り続ける甘味処で、あんみつや酒まんじゅうなどを提供しています。
イートインスペースもあり、名主の滝公園散策の一休みにもピッタリです。

「豆寒天」は、5時間じっくり煮るという北海道産の赤えんどう豆と弾力ある寒天が見事にマッチ。黒蜜は奥行きのある甘みで、至福の味わいでした。
西側は、公園や神社をはじめ自然と歴史を満喫できるスポットが充実しているのが魅力。個人経営のお店も随所にあり、休日の散策が楽しめそうな印象です。
王子駅エリアの情報
王子駅エリアの人口と治安は?

王子駅周辺の人口と市の治安に関して下記の表にまとめました。
【王子1〜6丁目、王子本町1〜3丁目、岸町1、2丁目の人口と世帯数】
人口 | 33,109人 |
世帯数 | 19,266世帯 |
【北区の犯罪件数】
年 | 犯罪件数 |
---|---|
令和5年 | 2,052 |
令和4年 | 1,926 |
令和3年 | 2,005 |
令和2年 | 2,198 |
令和元年 | 2,365 |
【王子駅周辺の治安に関する口コミ】
王子駅周辺の治安を調べるため、日本全国のマンションの口コミを閲覧できる日本最大級のマンション口コミサイト「マンションノート」をチェックしてみました。
<よい口コミ>
駅近くなので飲み屋はいくつかありますが、治安としては気になったことはありません。
マンションノートより引用
夜にパチンコ屋の前にキャッチがいますが過剰に声をかけられたことはありません。
夜になると住宅街ならではの物静かさはありますが、住み慣れていた者からすると危険を伴うようなものではありません。コンビニもちらほらありますし(安全と捉えるかは人それぞれかもしれませんが)交通量のある道路もすぐ近くに通っています。余程遅くなければ塾帰りの小学生が通れるくらいの安全な地域といえます。
マンションノートより引用
<ややネガティブな口コミ>
駅前に朝から奇声をあげた男性がいたり、一升瓶をもってふらふらしているご年配の方が居たりと治安的に不安な部分が見受けられたが、交番も近いので被害にあったりしたことはない。
自転車を使う方がたくさんいるので、日曜や、朝や夕方時間帯は駅前でなくても自転車が縦横無尽に通るので事故に遭いそうになる。
特に犬を連れた方はひかれないように、気を付けないと時間帯的に心配になる。
マンションノートより引用
飲食店が多いので、週末は酔っ払いの人や、騒ぐ人がちょくちょく見られます。また、男性向けのお店も近くにあり、夜は呼び込みも行われていますので、その点は注意が必要です。
マンションノートより引用
王子駅エリアの災害時の備えは?

北区が公開する洪水ハザードマップでは、想定し得る最大規模の降雨(荒川流域72時間総雨量632mm)があった場合、王子駅周辺では0.5〜5.0m以上の浸水深が想定されています。
実際に浸水する範囲や深さは雨の降り方や土地の形態の変化、河川・下水道の整備状況などにより変化する可能性もあります。日頃から避難所や避難経路の確認をしておくとともに、非常用持ち出し袋を準備しておきましょう。
王子駅周辺の保育園・幼稚園・小学校・中学校・高等学校は?

王子駅周辺の保育園や幼稚園、小学校、中学校、高等学校について、それぞれ紹介していきます。
【保育園・幼稚園】
グローバルキッズ王子園
ぽけっとランド王子
アイグラン保育園王子
北区立たきさん幼稚園
ポピンズナーサリースクール王子分園
栄町保育園
参照元:王子駅周辺の幼稚園/保育園-NAVITIME(2025年2月7日)
【小学校】
北区立滝野川第三小学校
北区立王子第二小学校
北区立王子小学校
北区立堀船小学校
北区立柳田小学校
北区立滝野川もみじ小学校
参照元:王子駅周辺の小学校-NAVITIME(2025年2月7日)
【中学校】
私立順天中学校・高等学校
私立桜丘中学校・高等学校
北区立王子桜中学校
北区立明桜中学校
北区立飛鳥中学校
北区立堀船中学校
参照元:王子駅周辺の中学校-NAVITIME(2025年2月7日)
【高等学校】
私立順天中学校・高等学校
私立安部学院高等学校
私立桜丘中学・高等学校
東京都立王子総合高等学校
私立駿台学園中学校・高等学校
東京都立飛鳥高等学校
参照元:王子駅周辺の高等学校-NAVITIME(2025年2月7日)
王子駅周辺の病院の数は?

王子駅近辺(1km圏内)の病院をマピオンにてリサーチしたところ、95軒確認できました。
1キロ以内に内科は34軒、小児科は12軒、歯科は34軒、眼科は10軒の施設があります。
(上記は2025年2月7日時点の情報です)
北区の行政支援制度について

北区では防災・防犯、住まい、子育て、健康、福祉、まちづくりなど、多くの分野で行政支援活動をおこなっています。
ここでは「安心ママパパヘルパー事業」をご紹介しましょう。
<安心ママパパヘルパー事業>
妊娠、出産、子育てをサポートするため、ヘルパーが各家庭に訪問して、家事支援・育児支援をおこなう制度です。
対象者 | 区内在住で、産前1か月前から2歳(3歳になる前日)までの育児をおこなっている家庭 産前:体調不良などの理由で医師から自宅安静を要すると診断され日中支援者がいない場合 産後:保護者が在宅かつ日中支援者がいない場合 |
頼めること | 家事支援:食事の準備や後片付け、洗濯、居室の掃除・整理整頓、生活必需品の買い物(徒歩圏内) 育児支援:育児相談、見守り、ミルク作りと授乳、おむつ交換と着替え、沐浴の介助、生後1か月等の乳児健康診査受診同行 |
利用時間帯 | 月曜日から土曜日(国民の祝日、12月29日から翌年1月3日を除く) |
ヘルパー | ベビーシッター:ベビーシッター等の資格を有する者が訪問 産後ドゥーラ:専門支援員(産後ドゥーラ)が訪問 |
利用料金 | ベビーシッター、産後ドゥーラともに子ども1人につき2時間までは無料。 2時間を超えると自己負担金がかかります。 |
利用の流れ | 「北区安心ママパパヘルパー事業利用申請書」と必要書類を用意し、郵送、窓口、電子申請のいずれかで申請 |
関連ページ:安心ママパパヘルパー事業
暮らしのスポット
スーパーマーケットなどの買い物スポットや病院を紹介します。
■ヨークフーズ 王子店

王子駅の東側、明治通り沿いにあるスーパーマーケット。各線「王子駅」より徒歩約4分(営業時間:10時00分〜22時00分)
住所 | 東京都北区王子1-23-5 |
■サミットストア 滝野川紅葉橋店

王子駅の西側、紅葉橋交差点近くにあるスーパーマーケット。(営業時間:9時00分〜23時00分)
住所 | 東京都北区滝野川4-1-18 |
■まいばすけっと 王子本町1丁目店

王子駅の西側、権現坂沿いにあるスーパーマーケット。王子駅からは徒歩約2分。
(営業時間:7時00分〜24時00分)
住所 | 東京都北区王子本町1-1-24 TKハイツ王子 |
■白報会王子病院

北本通り沿いにある総合病院。王子駅から徒歩約4分。
診療科目:内科、整形外科、婦人科、眼科、リハビリテーション科、消化器内科、麻酔科、放射線科など
住所 | 東京都北区王子2-14-13 |
最後に
いかがでしたか?
JR京浜東北線、東京メトロ南北線、都電荒川線の3路線が利用でき、都心へのアクセスに優れた王子。
駅周辺に自然豊かなスポットや公共施設が充実しているため、幅広い世代が暮らしやすい街といえるでしょう。
今年、引っ越しを検討している人は、ぜひ王子を候補のひとつに加えてみてはいかがでしょうか?
皆さまの物件探しに少しでもお役に立てればうれしいです。
近隣エリアの情報はこちら
王子が気になる方は、近隣地域の情報もぜひ確認してみてください!
✣ ✣ ✣ ✣ ✣ ✣ ✣ ✣ ✣ ✣ ✣ ✣
● ご購入物件をお探しのお客様
>>> 購入TOPへ
● 初めてマンションをご購入されるお客様
>>> 購入の流れを確認
● よく聞く「住宅ローン」ってなに?
>>> 資金計画を考えるを確認
● ご売却やお住み替えを検討中のお客様
>>> 売却TOPへ
● 初めてのマンション売却で不安なら
>>> ご自身の売却タイプを知る
● 事情があって急いで売りたい!
>>> 直接買取をチェック!
* * *
>>> 北区のマンション売却・査定をお考えのお客さまはコチラ
* * *
* * *
こちらに掲載しました情報は2025年2月15日時点のものです。
各施設の詳細につきましては公式ホームページ等をご確認ください。
(写真:2025年1月31日撮影)