不動産価格指数、住宅総合は前月比0.7％増

　国土交通省は30日、2025年6月（住宅）および25年第2四半期分（商業用不動産）の不動産価格指数を公表した。10年の平均を100として算出している。

　同月の住宅総合（季節調整値）は144.1（前月比0.7％増）。物件種別では、住宅地119.6（同1.2％増）、戸建住宅118.8（同0.3％増）、区分所有マンション216.8（同0.8％増）となった。

　都市圏別では、南関東圏は、住宅総合157.2（同1.2％増）、住宅地131.6（同1.3％増）、戸建住宅125.1（同0.8％増）、区分所有マンション213.2（同0.8％増）。名古屋圏は、住宅総合122.1（同1.4％増）、住宅地103.9（同0.4％減）、戸建住宅115.1（同1.4％増）、区分所有マンション192.8（同5.6％増）。京阪神圏は、住宅総合151.3（同2.8％増）、住宅地132.9（同12.4％増）、戸建住宅124.6（同0.1％減）、区分所有マンション213.3（同0.2％増）。

　東京都の住宅総合は179.0（同2.0％増）、住宅地149.3（同4.0％増）、戸建住宅138.9（同1.0％増）、区分所有マンション225.1（同0.5％増）だった。

　なお、同四半期の商業用不動産の総合（季節調整値）は145.4（前期比0.4％増）。物件種別では、店舗163.5（同0.9％減）、オフィス183.0（同9.0％増）、マンション・アパート（1棟）174.8（同1.8％増）。