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防災対策で防災セットを購入!気になる中身、買い足したものは?

こんにちは!オークラヤ住宅の大久保です。
突然ですが、皆さん、防災グッズはお持ちですか?

私の場合、台風の予報や各地の地震速報を目にするたびに「そろそろ用意しなくちゃ…!」と思っていたのですが、ズルズルとここまで来てしまいました。もちろん、その間には持ち運べる“防災セット”の購入も考えましたが、意外といいお値段して「個別で揃えるのもアリかも」と思うも購入に至らず…。

しかし、一人暮らしで何があるか分からないご時世。重い腰を上げて、ついに購入を決意しました!購入した防災セットにはどんなものが入っているのか、買い足したものなど、参考になればと思い、ご紹介します。皆さんも「自分だったら何が必要か?」「買い足すものはないか?」を考えながらご覧になってみてください。

<目次>

1.ついに防災セットを購入!

持ち運びに便利なリュック型

今回私が購入したのは、すぐに持ち出せるリュック型です。選んだポイントは、お部屋や玄関に置いておけるスマートな見た目、万が一災害に巻き込まれた場合でも見つけてもらいやすい派手なオレンジカラー、どんな天候・環境でも使いやすそうな防炎・防水機能があるところです。

水が入りやすいファスナーの部分を見てみても、防水性が高そうなことがうかがえます。ファスナーの開け閉めも通常のファスナーより硬めでした。

中身はどんなものが入ってるの?

リュックの中には、

  • ソーラー多機能ラジオライト
  • 5年保存水 500ml×5本
  • 缶詰ソフトパン×3缶
  • 食品加熱袋、加熱剤
  • 非常用簡易トイレ 3回分
  • アルミブランケット
  • アルコール除菌ジェル
  • マルチツール
  • エアーまくら
  • スリッパ
  • アイマスク
  • 耳栓
  • 救急ポーチ、救急セット
  • 非常用給水袋
  • 水のいらないシャンプー
  • 緊急用呼子笛
  • レジャーシート
  • 軍手
  • 布ガムテープ
  • 非常用ローソク
  • マッチ
  • レインコート
  • 常備用カイロ×2個
  • 三角巾
  • マスク
  • 乾電池(単3)×4本(ソーラー多機能ラジオライトに使用可能)
  • 緊急時連絡シート
  • 防災アドバイス

こうして一覧にしてみると、これだけたくさんの防災グッズが入っていました!お水が入っているのでリュックごと手で持つと意外に重かったのですが、背負ってみると手で持つよりは軽く感じます。1つ1つを見てみると、どれも近所のドラッグストアやホームセンターで揃いそうなものばかりですが、これをいざ買いに行こう!となると結構大変ですよね。しかも、家族が増えれば増えるほど同じものを人数分用意しようと思ったら、より大変なことが想像できます。

この防災セットを購入する前には、「個別に揃えたほうが安いのではないか?」ということも考えました。でも、1つずつネットショップで値段をチェックしたり、口コミやレビューを見たりすると時間がかかるため、簡単に揃えられるという点でセットになっているものを購入してよかったと思います。

ただ、レインコートが薄いビニール袋で作ったかのような頼りないものだったこと、マスクが1枚しか入っていなかったことは残念でした。こちらは自宅にあるもので代用することにしました。

2.防災セットに買い足したもの

防災セットを購入して一瞬安心したものの、「まだ何か足りないのでは?」と心配は尽きません。最近では、無理に避難せず、安全であれば自宅や友人・親族の家で過ごすことも検討するような呼びかけもされています。そこで、避難所で過ごすだけでなく自宅で過ごすことも考えてこんなものも購入してみました。

エアーマット

テレビのニュース番組などで避難所で過ごす人の中には「眠れない」と話す人がいたことを思い出し、少しでも眠れる環境を、ということで硬い床でも寝られそうなエアーマットを購入してみました。空気入れがないものもありましたが、自力で空気を入れるのは絶対時間がかかるだろうと予想して空気入れがセットになっているものを選びました。こちら、一回空気を入れると空気を抜くのに苦労するようなのでお試しはしていません。

簡易トイレセット

防災セットにも3回分が入っていましたが、当たり前のように普段使えているトイレも長期にわたり水を使えないことを想定して追加購入しました。慣れない環境で体調の変化もあるかもしれませんので、少しでも心に余裕を持てるよう多めの50回分です。コンパクトな箱に、ポリエチレン使い捨て手袋、防臭保管袋、収納袋、凝固剤が入っています。少し重いのでこちらは家で使う用です。

LEDランタン

2019年の台風19号の際に、念のため…と自宅にあるLEDランタンを確認したところ、電池が液漏れしていて使えなくなっていたので今回ようやく購入しました。すぐに使えるように、単1電池3本も近くに準備し、電池を入れて光ることも確認済みです。LEDランタンは、充電式・乾電池式がありますが、電源の確保が心配だったため、乾電池式を選びました。

ボローニャ 缶deボローニャ(パンの缶詰)

京都・祇園発祥のデニッシュパン、ボローニャの3種類×2缶で計6缶あります。こちらは購入する予定はなかったのですが、長期間制限される際に食べるものにバリエーションがあったほうが気分転換になりそう、ということと、「パンが缶に?!」という興味もあって購入することにしました。ただ、パンは、特にご高齢の方や小さいお子様の場合、喉に詰まらせないよう同時に水分も必要になりますので節水の意味ではあまり向かないようです。こちらは届いた時点で3年後の消費期限でした。実際に食べてみた様子はこちら

尾西のアルファ米

たまたまテレビショッピングで紹介されていたアルファ米を見て気になっていたものをネットで探して購入しました。選んだポイントは、色んな味があることと、お湯でも水でもつくれるというところ!12種類の味が各2袋ずつ計24食分ありますが、それほどかさばらないのも届いてから気付いた良かった点です。こちらは届いた時点で5年後の消費期限でした。実際に食べてみた様子はこちら

ペットボトルの飲用水

飲用水は、水分補給以外に食事作り、食事中、薬の服用をする際などに必要です。一人一日2L~3Lが必要ということで、ひとまず飲用水を確保しておこうと思い、こちらは長期保存専用ではありませんが、2L×9本を購入しました。ペットボトルはどうしてもかさばるので、一人暮らしの部屋にはあまりたくさん置いておけないのが残念。ご家族やペットがいる場合は、更に数が必要になりますね。ちなみに、届いた時点での消費期限は約2年後でした。また、こちらとは別で空いたペットボトルに生活用水に使うための水も確保しています。

3.パンとアルファ米を食べてみました

ボローニャ デニッシュパン プレーン味

缶の中には、手のひらサイズ(約7cm×5cm)のデニッシュパンが2つ入っていました。周りについた紙にはミシン目が入っているので取りやすくなっています。肝心なデニッシュパンのお味ですが、バターがきいていて、心配したパサパサ感もなく、美味しくてビックリしました。一食で2つぺろりです。パサパサ感はないと言っても、やはりパンなので水分はあったほうがよいでしょう。

アルファ米 えびピラフ

12種類の中から、その日の気分でえびピラフを作ってみました。袋には開封しやすいよう端に切込みが入っています。開封したら、中に入っている、調味粉末、スプーン、乾燥剤を取り出します。

作り方は袋の裏面に書いてあります。アレルギー食材についてもこちらに記載してありますので、アレルギーをお持ちの方はあわせてチェックするとよいでしょう。今回は、お湯を用意できないことを想定して水で作ることにしました。作り方を見てみると、「熱湯は15分、水(15℃)は60分」とのこと!お水で作る場合は、食べる時間に合わせて事前に準備しておく必要がありますね。すぐに食べたい気持ちを抑えつつ、調味粉末とお水を袋の内側に記載の線まで入れ、かき混ぜてから60分待ちました。

できあがりはこちら!どうですか?見た目はまるで炒めて作ったピラフのよう!お水で作ったので冷えたごはんですが、モチモチして食べ応えがあり、えびやコーン、ニンジンも乾燥した感じは全くありません。調味粉末の混ぜ方が足りなかったのか、味の濃さにムラがありましたが、ちゃんとピラフでした。量は、普段のごはん一杯より少し多く感じましたが、一食がこれだけとなるとちょうどよいのかもしれませんね。他の味も食べてみたくなりました。

4.購入してみて気が付いたこと

個別に揃えるよりセットになったものを購入するとラク!

防災グッズを揃えようと思っても、何をどのくらい必要かを考えているといつの間にか月日が経っていることも。そういった場合は、まずはご紹介したような一人分がひとまとめになっているものを購入するのが手っ取り早いです。それにプラスして足りないものを追加していくと、必要なものが揃えやすいと思いました。

購入後は中身を確認する

これだけ品数がありますので、まずは中身の確認を!ネットで購入することも多いと思いますので、手元に届いたら入っていないものはないかを確認しましょう。また、ほとんどがすぐに開けられるパッケージでしたが、ものによってはテープを剥がしたり、開封に少し時間がかかるものもありましたので、事前に開けてよいものはすぐに使える状態にしておきましょう。同時に、使い方の確認も忘れずに!

中には個別に購入したほうがいいものもある

今回の私のように「レインコートが薄かった」「マスクが1枚しか入っていなかった」というように、思っていたものと違ったということもありえますので、そういった場合は普段自分が使い慣れているものを用意して入れておくとよいでしょう。使い慣れているものは慣れない環境の中でのちょっとした安心にも繋がります。

防災セットは一時的、長期を想定した準備も忘れずに!

防災セットの中身にあるお水は2L分…ということは、あくまで1日分を想定した量しか入っていません。災害の程度によっては、それで済む場合もありますが、長期間不便な生活を過ごさなければならない状況も想定した準備もしておきましょう。
家族が増えるほど防災グッズの量と収納スペースの確保が必要です。この機会にご自宅の中もあわせて見直してみるのもいいですね。

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防災セットの中身や買い足したもののご紹介は以上ですが、いかがでしたでしょうか。先送りにしがちですが、できるうちに備えておきたいですね。なにより、今回準備したものを使用せずに使用期限を迎えたいものです。
防災グッズを揃えたら次は >>ハザードマップから地域の防災情報を把握しよう!

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