代田の地名の由来は、とてもユニークです。
ダイダラボッチの足跡があることから
ダイダラが訛って代田(ダイタ)となったと云われています。
また、現在はありませんが付近には、
ダイダラボッチが一晩で架けた橋も
あったそうです。
ダイダラボッチというのは日本の各地で伝承される巨人のことで、
山や盆地、湖沼を造った伝説が多く残り、
元々は国造りの神であったと云われています。
「大太朗法師」とも書きます。「一寸法師」とは立場が全く逆と云われています。
ダイダラボッチが残す各地の伝承は、なんとも牧歌的でのんびりしています。
例えば
「富士山を造るため、
甲州の土をとって土盛りしたため甲州は盆地になった」とか、
「遠州の山奥に住んでいたダイダラボッチが、
子供達を手に乗せて歩いている時に、
腰くらいの高さの山をまたいだ拍子に子供達を
手から落としてしまいます。
びっくりして子供達とダイダラボッチは泣き出してしまい、
手をついて出来た窪みに涙が流れ込み浜名湖になった」とか
「榛名山に腰掛けて利根川で褌を洗った」
など東日本各地に伝わる話は、途方もないスケールを持っています。
中でも大きな足跡にまつわる話は東日本各地に点在しています。
太古より自然が多く残る東日本では人々が理解しがたい自然現象を
少しでも身近に感じようと知恵を出し、
見えない巨人の仕業にしたのかも知れません。
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