皆さま、こんにちは☀
最近あたたかくなり、
いよいよ春到来という感じですね♪
さて、今回の街角エッセイは
常盤台の由来
についてです。
どうぞお付き合いください!
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現在の「ときわ台駅」は開業当時「武蔵常盤駅」という名称でした。
東武鉄道の駅名が地名の由来となります。
もともと東武鉄道が駅をつくり計画的に宅地造成を行い、
駅名を公募しました・・・・・・が、
なかなか良い駅名が集まりません・・・!
そんな中、東武鉄道の総帥根津嘉一郎が同地を訪れます。
駅近くにある上板橋村の鎮守、天祖神社にお参りをしたところ
境内に常緑の立派な杉が茂っていたことから
「武蔵常盤駅」と名付けられたと云われています。
常緑木である杉や松は
風格が出てくると常盤木と形容されるようです。
杉や松は季節によって姿を変えることなく
緑の葉をつけていますので、
常盤という言葉には
「 いつまでも変わることのない 」
という意味が含まれているのです。
駅前の開発分譲地名も
「常盤臺住宅」と命名されました。
鉄道会社が築く郊外型の駅前住宅地は、
○阪急電鉄の池田室町、
●東急の田園調布、
そして
○東武のときわ台
と年代順に続きますが
そのどれもが、
開発を手掛けた人達とそこに住まう人々の
呼吸がピタリと合って、
いつまでも変わらず
その土地の価値を引き上げているような ・・・
そんな感じがいたします。