一般コラム
街紹介

御徒町の由来

皆さま、こんにちはっ
かたつむりネット営業室の 田中 です。
さて、今月の街角エッセイは
御徒町の由来
についてです!
ぜひ、お付き合いください♪
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 御徒町の由来 
今回ご紹介する「御徒町」ですが、
現在は地名として存在していません…!
通称地名として使われています。
都内でも通称地名として
これほど多く親しみをこめて使われている場所は珍しいと思います。


御徒とは、もともと江戸幕府の職名
将軍が外出するときに
徒歩で先駆を務たり沿道の警備にあたったりしました。

足軽とは違い、
武士の身分を持っていますが騎乗が許されていない御徒(徒士)が
多く住んでいたことが地名の由来です。


御徒組は1組が30人の御徒で構成されていました。
江戸城下には御徒組が全部で20組あったそうです。

それぞれの組単位で居住空間が与えられ組屋敷と呼ばれます。
1組で6、000坪の広さがあったと云われています。
現在のJR御徒町駅を中心に多くの御徒が住んでいました。



駅近くのアメ横商店街に決して大きくは無いのですが
 徳大寺 という日蓮宗お寺があります。
本堂には摩利支天が祀られています。
摩利支天は武士の間で最も信仰された神様です。



付近には有名なアメ横があります。
後アメリカの物資を多く扱ったからアメ横
戦後まだまだ食糧事情が悪い頃に
商店街が力を合わせて「」を売り出し、
これが大好評で、全国からこぞってこの地にを買いに来たので
アメ横(飴屋横丁)と呼ばれるようになったと云われています。



庶民目線で発展してきたことが
人気が衰えない秘訣なのかもしれませんね。