一般コラム
街紹介

田端の由来

皆さま、こんにちは
かたつむりネット営業室の田中です!
今月の街角エッセイは
 田端の由来 
ぜひ、ご覧ください♪

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地名の由来は、字のごとく
田の端に中心となる集落があったため
と云われています。
田端周辺には多くの川や水源がありますから、
豊かな田園が広がっていたのでしょう。
あくまで主役は豊かな田園であり、
人々はそれらを育む端役であるのだと遠慮をし
自然と調和しながら生活している風景が目に浮かびます。
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生活の中に溶け込んでいる風景の中には
面白いものもあります。
それは、
慶長年間に当地に移転してきた
真言宗豊山派寺院東覚寺にある
石造金剛力士立像です。
別名全身に赤紙が張られているので、
赤紙仁王と呼ばれています。
怪我や病気など身体の悪い人が、
仁王様の疾患のある部分に赤い紙を貼って祈願すると
病気が回復すると信じられ、
今なお祈願する人が絶えません。 
明治維新まで、
田端の鎮守である田端八幡神社の社前にあったそうです。
緑豊かな武蔵野の田園風景真っ赤な仁王像
人々の慎ましい生活が目に見えるようですね。