皆さま、こんにちは☀
かたつむりネット営業室の田中です!
今月の街角エッセイは
□■■ 有明の由来 ■■□

(有明駅)
当地は、1923年(大正12年)に発生した関東大震災で
大量に出た瓦礫の処理先として埋め立てが行われました。
現在の豊洲、東雲地区も同じく瓦礫で埋め立てられています。
昭和36、37年に10号埋立地一部を
深川有明町(1丁目~5丁目)とし、
昭和43年4月1日住居表示制度実施により現町名となりました。
1980年台後半までは主に
工業地として使用されていました。

(付近の街並み)
有明の意味は、
「まだ月が空に残っているうちに夜が明けること」や
「夜が明けても空に残っている月」
のことを言うそうです。
埋立地という新しい土地故に
地名にも将来に向けた希望や夢が
託されているような気がします。
隣接する東雲・豊洲にも
同様な響きが感じられます。
また、どのような経緯でその名が付いたのか
誰が付けたのかなど、
少々調べただけでは分からない所も魅力のひとつです。
夢や希望を託された地名には、
誰がどうしてこうしてみたいな生臭い話は、野暮ですね。
やはり江戸前の地名は、全てが粋でなくちゃいけませんね。

(開発が進む駅前)