一般コラム
街紹介

新橋の由来

皆さま、こんにちは
かたつむりネット営業室の田中です!
今月の街角エッセイは
 新橋の由来 ■
(新橋駅)
汽笛一声新橋をはや我汽車は離れたり♪
と鉄道唱歌などでも有名な
新橋の地名の由来です。
読んで字のごとく
新しい橋が由来の大元になっています。
汐留川に架けられていた橋の名前で、
現在の場所で言いますと
「銀座8丁目の博品館TOIPARK付近」
になります。
新橋は芝口御門橋と改称されたり、
元の新橋に戻ったりしますが、
1872年(明治5年)日本初の鉄道駅として
新橋駅(後の汐留貨物駅)が登場します。
1909年(明治42年)12月新橋駅が汐留駅に、
烏森駅が新橋駅(現在の新橋駅)に
改称されました。
1932年(昭和7年)12月1日、
関東大震災からの復興において
大規模な町名整備が行われ、
新橋地区の多くの町が整理され、
新たに新橋一丁目から新橋七丁目が成立しました。
町名として新橋が初めて登場するのがこの年です。
もともとの橋の名前から駅名になり、
最後に地名になる。
初物や新しいものが好きな江戸東京人にとって、
新しい橋「新橋」は
特別な存在だったのではないでしょうか。
(新橋駅前)
また微笑ましい話も伝わっています。
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明治時代に行われた鉄道工事の際に
小狸達が住む巣を壊してしまいました。
気の毒に思った作業員が
子狸達の為に小屋を建ててあげました。
やがて子狸達が巣立ち、
残った小屋に人々が集まり、
お酒を楽しむようになります。
だんだんと飲食店が多くなり
周辺は「狸小路」と呼ばれていたそうです。
その名残なのでしょうか?
新橋第一ビル前に大きな狸の像があります。
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