皆さま、こんにちは☀
かたつむりネット営業室の 田中 です!
今月の街角エッセイは
●● 大宮の由来 ●●
竜神伝説などのお話も!
ぜひ、ご覧ください♪
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大宮市は2001年に
大宮市、浦和市、与野市の3市が合併して
「さいたま市」となりました。
そのため、現在は存在しませんが
大宮駅周辺が大宮区としてその名を残しています。
大宮とは”皇居や神社に対する敬称”です。
ここでいう大宮は氷川神社のことを指します。

関東近郊に200社近くある氷川神社の総本社で
他の氷川神社と区別する際は、大宮氷川神社と呼ばれます。
創建もかなり古く、社伝によれば
第5代孝昭天皇(こうしょう)の時代ということですから、
紀元前のはなしになります。
神社の境内は見沼(三沼・御沼とも表されます)の畔に立ち
元々は広大な沼の水神を祀っていたと考えられています。
現在の神池(写真左)・蛇の池(写真右)は、見沼の名残です。


見沼周辺は江戸時代から本格的に開発が進められ、
今日ではその姿を消してしまいましたが
いまでも地域の人々と広大な沼、神社の間には
数々の伝説が残されています。
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伝説①
見沼の干拓が進むにつれ、
もともと見沼に住んでいた竜神が干拓工事の責任者のところへ
「 このままだと住めなくなってしまうよ 」
と美女に姿を変えて訴えに行った
伝説② 竜神が怒って嵐を起した
伝説③ 住めなくなったので天に昇った
伝説④ 印旛沼に引っ越ししたとか
色々な竜神伝説があります。
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「大いなる宮居」が語源とされる大宮ですが、
大宮市から大宮区になり
見沼も形を変えてしまいましたので、
竜神も小さくなって
ひっそりと暮らしているかもしれません。