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街紹介

中村の由来

中村の由来
練馬区中村の地名由来は、
新編武蔵風土記稿」によれば、
かつて上鷺宮村・下鷺宮村
(現在の中野区上鷺宮・鷺宮周辺)に隣接して
中鷺宮村」と呼ばれている村がありましたが、
中の鷺宮を略して「中村」と呼ばれるようになったのだと
少々信憑性に欠ける由来として残っています。
全国に「 中村 」という地名は
700ヶ所近くあり日本で一番多い地名になります。
古来稲作の発展とともに村も発展してきますと、
元々あった村を本村、元村、中心にあるので中村、
北に新しく出来れば北村・西に出来れば西村、
上村・下村と新しく出来た多くの村の中心を
中村と呼んでいたそうです。
全国に中村地名が数多くあるのも頷けます。
村の中心だからでしょうか
付近には有名な施設・ユニークな史跡があります。
~ 有名な施設・ユニークな史跡 のご紹介 


南蔵院というお寺では古くから、
万病に効く白龍丸という薬を頒布し
南蔵院の投げ込み(投薬)」として
全国に販売していました。
明治10年に売薬法取締規制によって販売が中止になるまで
人気の薬だったようです。
また現在南蔵院には、
昭和初期の不況時にたいそう賑わった
中村の首つぎ地蔵があります。
お参りをすると不況でも首を切られないと云われ、
当時かなりの人気だったそうです。
またユニークなのが、
大小2体あるお地蔵さんの小さい方を夜中に倒して、
大きなお地蔵さんに願い事をすると、
倒された小さいお地蔵さんを起してもらいたいので、
大きいお地蔵さんが願いを叶えてくれるという
願掛け地蔵尊」(所在は中野区です)など
何とも言えない史跡があります。