一般コラム
街紹介

本牧由来

皆さま、こんにちは
かたつむりネット営業室の田中です!
今月の街角エッセイは
 本牧由来 ■
ポンモリ
というアイヌの言葉が地名の由来という説があります。
ポンモリの意味は「小さな港」と云われています。
ポンモリが訛ってホンモクになりました。
という説。
天皇家の御牧場(勅旨によって開発された牧場)が
あったという説もあります。
他にも地名の由来はあるのですが、
アイヌ語説牧場説が最も有力とされています。
東京湾に突き出した形の本牧地区は、
現在は埋め立て工事が進んだ為、昔の面影は全くありませんが、
その突端部には、「本牧十二天」が祀られ、
海上交通の「要」として、
江戸湾を往来する船の航海安全を祈るとともに、
地元の人々からは生業の神として
何百年と信仰されてきました。
この「本牧十二天」がある場所は、
幕末、ペリー艦隊が横浜周辺を測量したときに
マンダリンブラフ」と記録されています。
マンダリンブラフ」はオレンジ色の崖という意味です。
みかん色の岩肌が露出しています。
沖合から見るとかなり目立つらしく
横浜港へ向かう船の良い目印になっていたそうです。
長年に渡る根強い信仰の基には、
目立つという要素も
必要なことなんだと思いました。