売却コラム
マンション買い替えコラム

中古マンション買い替えブログ日記【3】購入の申し込みをする。

このブログは、マンション買い替えを検討している不動産会社社員の日記です。
買い替えで検討をされている方の参考になればと思い、日記+買い替えのポイントについて綴っています。

中古マンション買い替えブログ日記3イメージ画像
それは、とある暑い夏の日のことでした。
ポータルサイトの新着物件で、ある物件を見つけた筆者。
その物件は、今のマンションから100メートルくらいの近さ。近所も近所の物件です。
生活環境もよくわかっているし、以前から、ちょっといいな、と思っていたのです。
予算より若干お高いものの、買える範囲。間取りも良い。
早速、購入コンサルタントチームに駆け込む筆者。
物件確認と内見の手配をしてもらいます。
【お部屋の内見。気になるポイントは‥?】
無事にアポイントが取れ、内見に。
2LDKのお部屋は、お住まいの家族が多いようで荷物が多いものの、丁寧に使われている様子が見て取れました。
ただ、現在の自宅よりも多少古いこともあり、購入したら内装を入れた方が良さそうです。
コンサルタントチームの担当者にリフォームの範囲について相談をしながら、お部屋の様子を確認していきます。
エアコンはまだ使えるとのことでしたが古く、お風呂は給湯器が壊れかけているとのことだったので、この2つについては交換の必要がありそうです。あと壁紙くらいは変えたい。年数的に配管はまだ変えなくても大丈夫そうです。
そんな会話をしながらお部屋内をチェック。
天井高も十分ですし、窓が広くて光がきちんと入っている。眺望も取れています。寝室は梁が少し気になりますが、十分な広さが確保できるように思いました。
お部屋の空間の感覚(天井高の感覚や窓からの光の入り具合、梁など)は、実際に行ってみた時の感覚が大切に思います。
間取り図で分からないことや、リフォームなどで変更できない部分を主に見ていきました。
また、共用部分のゴミ置き場なども見せてもらい、ちゃんと管理が行き届いている様子も確認しました。
この物件は良さそうです。
かなりの手応えを感じながら帰宅。
購入するかどうか、本格的に検討開始です。
【買うべきか‥やめておくべきか‥。検討したポイント】
帰社後、内装をするならいくらくらいか複数パターンで見積もりを出してもらいました。(弊社はグループ会社にリフォーム会社もあるため、この点大変早いです。)
POINT1: 費用は‥?
内装費用も含めてまずは費用の算段。
まだ自宅は売却できていませんから、売却した後に手元にいくらくらい残るかは未定です。広く幅を持たせて、高めに売れた場合と安くなってしまった場合の2パターンで資金計画を立ててみました。
購入後の月々の住宅ローン返済額と管理費修繕積立金の合計額がいくらくらいになるか計算し、そこに、(部屋が広くなるため)光熱費などがより多くなることや、ネット環境を別途契約しないといけない分を加味し、少し多めに計算します。
今よりも月々の支払いは増えますが、何とかやっていけそうです。
また、少し気が早いですが、今売却をすると購入時よりも高く売れそうなため、売却益を「3000万円控除」を使用し無税にするケースと、「3000万円控除」を使用せず購入後に住宅ローン控除を受けるケース、の2パターンどちらが良いか、担当者に相談もしました。(どちらがお得かは売却価格次第で変わりそうなので、売却後再検討することにしました。やはり気が早かった。)
POINT2: 物件は‥?

資金的には大丈夫そうなので、物件について、今一度冷静になって検討します。

やはり、現地の内見ではどうしてもハイになってしまうため、一歩引いて検討することも大切です。
気になったのは2つ。
1つは、前面の建物について。
買い替えを検討した理由の一つが「前面に建物が建ってしまったこと」のため、陽当たり・眺望についてはとても気になります。
前の建物は古い戸建てが数軒建っており、もしかしたら全て立ち退いて大きな建物が建ってしまうかもしれません。
もう1つは、お部屋の階数。
筆者高いところが苦手なのです。この物件は比較的高層階にあるのでした。
「陽当たり眺望は欲しいが、高い階数は嫌」というワガママぶり‥。
現在よりも高い階数のため、少し気後れしたのでした。
建物は建ってしまうかもしれませんが、道路を一本隔てた向こう側であることや、こちらのお部屋の階数が高いことから将来建物が建っても、ある程度の陽当たりは確保できると判断しました。
高所恐怖症については、住んでいれば慣れるかな、と。
「100点の物件はない」
改めてこの言葉の意味を感じます。
【そして、物件探しは続く…】
そんなこんなで、次の日に満額(値段交渉なし)で申し込みをしましたが、
なんと…、ちょっとの差で先に申し込みが入ったとのこと…。
せっかく決断したのになんてことでしょう…。
中古マンションは「一期一会」、そんな言葉も改めてかみしめて、物件探しは続くのでした…。
★今回のポイント★
お部屋の内見時はポイントを押さえておく!
中古マンションのお部屋の内見は、売主様が居住中であるなどして、何回も見たり、長い時間の滞在は難しいケースも多いです。
確認したい箇所はあらかじめ決めて、当日しっかり見るようにしましょう。
詳しくは、以下コラムをご確認ください。
マンション購入における内見で聞いておきたいことhttps://www.ohkuraya.co.jp/Column/article/id/656/
初めてマンションの内見をする方が押さえておきたいポイント
そして次の物件へ‥。
次回は、「ついに購入が決まる」です。
(※画像はイメージです。本文とは関係ありません。)