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マンションの選び方と失敗しないための考え方

マンションの選び方と失敗しないための考え方

マンションの選び方には様々なポイントがあり、その優先度は人によっても異なるため、どのように選べばいいのか悩んでしまう人も少なくありません。

しかし、マンション選びとは、自分が実現したい暮らしはどのようなものかを考えることです。決して難しいものではありません。

今回は、マンション選びで失敗しないための考え方をご紹介していきます。

目次
1.マンションの選び方
2.自分や家族が住みやすいか考える
仕事や学校がある日の生活
休日の生活
3.将来の生活をイメージする
子どもの成長や独立
定年退職
4.まとめ

1.マンションの選び方

マンションの選び方で重要なのは、希望条件を書き出し、優先順位をつけてマンションを選んでいくことですが、具体的なイメージを持たずに優先順位をつけるのは難しいかもしれません。

その場合は、実際の生活をイメージしてみることからはじめましょう。

まずは、予算や地域、駅近など、最小限の条件でマンションをピックアップしてみます。3つくらいはピックアップしておきましょう。

その後、ピックアップした物件の中から、直感で構いませんので、第一候補を決めてしまいます。

そして、そのマンションを使って次の2つのことを考えてみてください。

・自分や家族が住みやすいか
・5年後、10年後はどのような生活をしているか

このように、実際に購入候補となるマンションを使って、具体的な生活イメージをしてみると、自分や家族にとって必要な条件が分かり、比較することで、その優先順位も分かってきます。

次からは、具体的な方法をご紹介していきます。

2.自分や家族が住みやすいか考える

最も重要なのは、自分や家族が住みやすいかどうかです。

駅が近かったり、設備が整っていたりすることも大切ですが、一番は自分や家族にとって最適かどうかです。駅近や人気の設備などは、「大勢」にとって良いものであって、「あなた」にとって良いものとは限りません。

仕事や学校がある日と休日の生活の両面から、条件を考えていきましょう。

・仕事や学校がある日の生活

まず考えることは、通勤手段や通勤時間、子どもがいるなら保育園や学校への通学手段や時間などです。また買い物や病院、銀行などのよく利用する施設へのルートも重要です。

通勤も時間が短いことを選択するのか、少し長くなっても、空いているルートがよいのか好みがあります。

買い物も同様に、大きな商店街があるエリアが良いのか、ショッピングモールが近い方が良いのかなど、人によって条件が異なってきます。

また最近では、宅配BOXやネット環境などを重視している人も増えてきています。

一度、具体的な生活をイメージすると、希望する具体的な条件が決まってきます。

・休日の生活

次は休日の生活です。

休日の過ごし方によって選ぶ環境も違ってきます。出掛ける機会が多ければ、交通の便が重視されるでしょうし、家で過ごすことが多ければ、マンション周辺の住環境が重視されるでしょう。

3.将来の生活をイメージする

マンション購入時には「今」の生活スタイルばかりを考えがちですが、5年先、10年先のことも考えましょう。

将来の生活の変化はイメージしにくいかもしれませんが、できる限り想像しておくことをおすすめします。

将来の生活は「子どもの成長や独立」「定年退職」などをイメージしてみましょう。

・子どもの成長や独立

子どものいる方は子どもの成長したあとの生活をイメージしましょう。

たとえば今、保育所や幼稚園に通う年齢の子どもがいたとしても5年後、10年後には小学生、中学生に成長します。

その時に小学校や中学校は通いやすいか通わせたい学校かなどを考えます。

子どもの成長のためには、周辺環境も大切です。

公園などの遊ぶ場所があるか、塾や部活などで遅くなった場合に安全に帰ってこられるかなども大切です。

また、子どもが独立すると、部屋数が必要なくなることもあります。

・定年退職

自分たちの定年退職後についてもイメージする必要があります。

定年退職時に住宅ローンが残っているか、その後も今の場所に住み続けたいのかなどを考えますが、あまり先のことだとイメージしづらい部分もあると思います。

そんな時は、マネープランだけでも考えておきましょう。

仮に、老後まで住み続ける場合、どのくらいのお金がかかりどういった生活になるのかを想像してみると良いでしょう。

4.まとめ

マンション選びのコツなどをご紹介しました。

マンションは予算ももちろん大事ですが、立地、広さ、通勤など重視する点は人によって違います。

人それぞれのライフスタイルがあるため、正解はありません。

自分や家族にとって何が大切で優先すべきなのかをリスト化して、マンション選びに備えましょう。