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市況・相場

マーケットインフォメーション2022年第3四半期(2022年7月から9月まで)

マーケットインフォメーション2022年第3四半期(2022年7月から9月まで)

こんにちは。コラム担当の米川です。

今回は2022年第3四半期(2022年7月から9月まで)のマーケットインフォメーションをお届けします。

7月から9月の中古マンション市場の動きですが、成約件数は2022年7月に7カ月ぶりに前年同月比で増加しましたがその後8月と9月は減少に転じています。

一方、中古マンションの成約㎡単価の前年同月比価格は続伸し続けており2020年5月以降29ヶ月間連続して上昇しています。

物価の上昇で新築住宅(マンション・戸建)の先高観が根強いことが価格上昇の背景にあると思われます。

在庫件数は9月時点で前年同月比13.0%の増加で34,742件(2021年9月末)から39,274件(2022年9月末)と大幅に増加しています。

首都圏エリア(東京都・埼玉県・千葉県・神奈川県)の市況について

新型コロナウイルス対策に伴う緊急事態宣言(1回目)等の影響により、2020年4-6月時点での首都圏エリア平均成約㎡単価は52.44万円と前四半期比4.4%下落しました。しかし、その後三度の緊急事態宣言が発出される中でも価格は上昇し、2022年7-9月時点では68.38万円となりました。在庫件数は緊急事態宣言(1回目)後から減少しましたが、現在は増加に転じています。

都心3区の市況について

2020年4-6月時点での都心3区平均成約㎡単価は112.02万円、2022年7-9月時点では154.40万円、比較すると37.8%アップと急激に上昇しています。今後も価格の動向を注視する必要があります。またロシアによるウクライナ侵攻や米国の利上げは、不動産価格にも影響が及ぶことが否定できません。在庫件数は2020年頃から減少傾向となりましたが、その後は増加の兆候を見せています。

城東エリアの市況について

2020年4-6月時点での城東エリア平均成約㎡単価は61.19万円、2022年7-9月時点では76.55万円、比較すると25.1%アップと急激に上昇しています。今後も価格の動向を注視する必要があります。またロシアによるウクライナ侵攻や米国の利上げは、不動産価格にも影響が及ぶことが否定できません。在庫件数は2020年頃から減少しましたが、その後は増加傾向となっています。

城南エリアの市況について

2020年4-6月時点での城南エリア平均成約㎡単価は80.69万円、2022年7-9月時点では100.09万円、比較すると24.0%アップと急激に上昇しています。今後も価格の動向を注視する必要があります。またロシアによるウクライナ侵攻や米国の利上げは、不動産価格にも影響が及ぶことが否定できません。在庫件数は2019年頃から減少しましたが、その後は増加傾向となっています。

城西エリアの市況について

2020年4-6月時点での城西エリア平均成約㎡単価は88.98万円、2022年7-9月時点では115.71万円、比較すると30.0%アップと急激に上昇しています。今後も価格の動向を注視する必要があります。またロシアによるウクライナ侵攻や米国の利上げは、不動産価格にも影響が及ぶことが否定できません。在庫件数は2020年頃から減少しましたが、その後は増加傾向となっています。

城北エリアの市況について

2020年4-6月時点での城北エリア平均成約㎡単価は67.80万円、2022年7-9月時点では83.66万円、比較すると23.3%アップと急激に上昇しています。今後も価格の動向を注視する必要があります。またロシアによるウクライナ侵攻や米国の利上げは、不動産価格にも影響が及ぶことが否定できません。在庫件数は2020年頃から減少しましたが、その後は増加傾向となっています。

東京多摩エリアの市況について

2020年4-6月時点での東京多摩エリア平均成約㎡単価は41.50万円、2022年7-9月時点では51.15万円、比較すると23.2%アップと急激に上昇しています。今後も価格の動向を注視する必要があります。またロシアによるウクライナ侵攻や米国の利上げは、不動産価格にも影響が及ぶことが否定できません。在庫件数は2019年から減少傾向となりましたが、その後は増加の兆候を見せています。

さいたま市の市況について

2020年4-6月時点でのさいたま市平均成約㎡単価は43.44万円、2022年7-9月時点では54.32万円、比較すると25.0%アップと急激に上昇しています。今後も価格の動向を注視する必要があります。またロシアによるウクライナ侵攻や米国の利上げは、不動産価格にも影響が及ぶことが否定できません。在庫件数は2020年から減少傾向となりましたが、その後は増加の兆候を見せています。

埼玉中央エリアの市況について

2020年4-6月時点での埼玉中央エリア平均成約㎡単価は39.02万円、2022年7-9月時点では50.43万円、比較すると29.2%アップと急激に上昇しています。今後も価格の動向を注視する必要があります。またロシアによるウクライナ侵攻や米国の利上げは、不動産価格にも影響が及ぶことが否定できません。在庫件数は2020年から減少傾向となりましたが、その後は増加の兆候を見せています。

千葉総武エリアの市況について

2020年4-6月時点での千葉総武エリア平均成約㎡単価は34.64万円、2022年7-9月時点では44.46万円、比較すると28.3%アップと急激に上昇しています。今後も価格の動向を注視する必要があります。またロシアによるウクライナ侵攻や米国の利上げは、不動産価格にも影響が及ぶことが否定できません。在庫件数は2020年頃から減少しましたが、その後は増加傾向となっています。

横浜市の市況について

2020年4-6月時点での横浜市平均成約㎡単価は44.93万円、2022年7-9月時点では54.90万円、比較すると22.1%アップと急激に上昇しています。今後も価格の動向を注視する必要があります。またロシアによるウクライナ侵攻や米国の利上げは、不動産価格にも影響が及ぶことが否定できません。在庫件数は2020年頃から減少しましたが、その後は増加傾向となっています。

川崎市の市況について

2020年4-6月時点での横浜市平均成約㎡単価は52.29万円、2022年7-9月時点では66.56万円、比較すると27.2%アップと急激に上昇しています。今後も価格の動向を注視する必要があります。またロシアによるウクライナ侵攻や米国の利上げは、不動産価格にも影響が及ぶことが否定できません。在庫件数は2020年頃から減少傾向しましたが、その後は増加傾向となっています。