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独身女性のマンション購入が増加?多い年齢・年収は?後悔を防ぐコツ

独身女性のマンション購入が増加?多い年齢・年収は?後悔を防ぐコツ

「マンションの購入は男性がするもの」というイメージがある人もいるかもしれません。

しかし、近年は独身女性のマンション購入が増加しています。

この記事では、その背景を紹介します。また、マンションを購入する女性の多い年齢や年収、後悔しないためのコツを解説していきます。

マンション購入を考えている女性は、ぜひ参考にしてください。

独身女性のマンション購入が増加している理由

独身女性のマンション購入が増加している理由はなんでしょうか?
一つは女性の未婚率が増加して独身女性が増えたからでしょう。内閣府の調査によれば、以下のように男女ともに未婚率は上昇しています。

独身女性が増えたため、独身女性のマンション購入も増加したのでしょう。

年齢別未婚率の推移

引用元:第1部 少子化対策の現状(第1章 3): 子ども・子育て本部 – 内閣府

株式会社リクルートが行った「2021年首都圏新築マンション契約者動向調査」の調査結果では、独身者のマンション購入は全体の18%となり、2001年の調査以来過去最高となりました。

独身女性がマンション購入をする主な理由としては、以下が挙がっています。

  • 資産を持ちたい・資産として有利
  • 老後に備える
  • 持ち家の方が家の質が高い
  • 現在の家の家賃が高くてもったいない
  • もっと広い家に住みたい
  • もっと便利なところに住みたい
  • もっと新しい家に住みたい

資産を持ちたい・資産として有利なためと回答した人がもっとも多い結果となりました。将来の備えとして、マンションを購入する女性が増えているようです。

購入された全物件の39%を東京23区の物件が占めることから、「便利なところに住みたい」と考える人が多いことが読み取れます。

次の章からは、独身女性がマンション購入をするメリットを解説していきます。


独身女性がマンション購入で得られるメリット

独身女性がマンション購入で得られるメリットは、以下の通りです。

  • 資産形成ができる
  • 住宅ローンに終わりがある
  • 老後に備えられる
  • 賃貸として利用できる

上でも触れましたが、資産形成ができるという点がマンション購入の大きなメリットです。家賃はいくら支払っても資産形成になりませんが、マンションを購入した場合は、資産になりやすいです。

また、家賃を払い続ける賃貸と違って、住宅ローンには支払いの終わりがあります。住宅ローンを完済すれば、老後は家賃の負担から解放されます。(管理費、修繕積立金の支払いはあります)

高齢になると賃貸を借りづらくなる場合がありますが、マンションを購入しておけば、住む場所を確保できるため、老後に備えられます。

さらに、賃貸として人に貸すこともできます。ただし、住居ローンは自分が住むためのローンなので、賃貸に出す場合はローンの借り替えが必要となる場合もあります。


独身女性のマンション購入で考えられるデメリット

独身女性のマンション購入によるデメリットは、以下の通りです。

  • 住宅ローンの負担がある
  • 引越しがしづらい

住宅ローンの負担がある点がデメリットです。また、マンション購入することで、引越しがしづらくなる点もデメリットとして挙げられます。


マンション購入する独身女性に多い年齢は30~40代

2021年首都圏新築マンション契約者動向調査」によれば、マンション購入する独身女性に多い年齢は30~40代で、平均年齢は40.1歳でした。

30~40代は、収入が安定していることが多く、住宅ローンの審査が通りやすい年代という背景もあるのでしょう。


マンション購入する独身女性に多い年収は400万円~800万円

2021年首都圏新築マンション契約者動向調査」では、マンション購入する独身女性の平均年収は675万円という調査結果が出ています。

同調査の回答者で多い年収は、年収400万円~600万円(全体23.6%)、600万円~800万円(全体19.2%)となりました。ただし、年収について無回答(全体37.8%)も見られました。


マンション購入する独身女性の物件の平均価格は4,651万円

同じく「2021年首都圏新築マンション契約者動向調査」では、独身女性が購入したマンションの平均価格は4,651万円となっています。

独身女性は、2,500万円~6,000万円以上まで幅広い価格層の物件を購入していました。

住宅ローンのフラット35を扱う住宅金融支援機構の「2020年フラット35利用者調査」によると、年収に対する物件の価格(年収倍率)は、5.5倍~7.4倍というデータが出ました。

そのため、年収の5倍~7倍を目安に物件を選びましょう。


マンション購入する独身女性の物件の平均専有面積は46.8㎡

また、「2021年首都圏新築マンション契約者動向調査」によると、独身女性が購入したマンションの平均専有面積は46.8㎡でした。

独身女性全体の56.8%は50㎡未満の物件を選んでいるため、50㎡以下の広さを購入するのが一般的のようです。


独身女性がマンション購入で後悔する点は?

独身女性がマンション購入で後悔する点は、以下の通りです。

  • 騒音が気になる地域だった
  • 治安が悪かった
  • 交通の便が悪い
  • 周辺施設が充実していない
  • 住宅ローンの支払いが厳しい

騒音が気になる地域の場合は、日々の生活の中でストレスを感じてしまうかもしれません。また、独身女性の場合は、治安が悪いと安心して生活がしづらいかもしれません。

「駅が遠い」「車が通りづらい」など交通の便が悪い場合、「スーパーや病院が近くない」など周辺施設が充実していない場合も後悔の種になります。

また、住宅ローンの支払いが負担になっている場合も後悔をしやすいです。


独身女性のマンション購入の後悔を防ぐコツ

独身女性のマンション購入の後悔を防ぐコツは、以下の通りです。

  • 理想のライフプランを明確にしておく
  • 綿密な計画を立てる
  • 入念に物件や周辺のリサーチを行う
  • 不動産会社に相談する

それぞれ解説していきます。

理想のライフプランを明確にしておく

理想のライフプランを明確にしておくことで、後悔を防げます。

理想のライフスタイルによって、広いマンションにしたいのか、駅から近いマンションにしたいのかなど、希望を明確にすることにより適した物件が決まります。

結婚後も住みたい場合は、広めのマンションを選択肢として考えておくのも有効です。

売りに出されている物件から選ぶのでなく、先に理想のライフプランを明確にして、そのライフプランを実現させてくれる物件を選びましょう。

綿密な資金計画を立てる

手持ちの予算や住宅ローンの返済計画を綿密に立てておくことで、後悔するのを避けられます。無理のない資金計画を立てるようにしましょう。

資金計画がしっかりしていれば、「住宅ローンの返済が苦しい」「予算オーバーの物件を購入してしまった」という事態も防げます。

なお、将来的に売却や賃貸を考えている場合は、駅近の物件であれば価値が下がりにくいのでおすすめです。

入念に物件や周辺のリサーチを行う

入念に物件や周辺のリサーチを行うこともポイントです。物件に実際に足を運んでみて設備が使いやすいかどうかを確認してみましょう。

また、独身女性がマンション購入する場合は、特にセキュリティがしっかりしているか確認しておきましょう。

さらに、周辺にあるお店や治安・騒音も確認しましょう。平日と土日、朝と夜で周辺の治安・騒音は変化するので、時間帯や日にちを変えて何度か調査に行くのがおすすめです。

不動産会社に相談する

不動産会社に相談することも重要なポイントです。一般の人では気づけない点のアドバイスをしてくれます。

不動産会社はマンション購入に関して豊富な実績がある会社を選びましょう。

オークラヤ住宅は豊富な取引実績があります。無料で相談ができるので、マンション購入に興味がある場合は、お気軽にお問合せください。


独身女性のマンション購入に関するよくある質問

独身女性のマンション購入に関するよくある質問は、以下の通りです。

  • 独身女性のマンション購入なら広さはどうしたらいい?
  • 購入するマンションの金額の目安は?
  • 住宅ローンの毎月の返済金額は?
  • ケガや病気でローンが払えなくなった場合は?

それぞれ解説していきます。

独身女性のマンション購入なら広さはどうしたらいい?

専有面積が30㎡あれば約18畳の広さなので、一人暮らしには十分な広さです。
30㎡以上の物件だとフラット35という住宅ローンを使えるので便利です。

専有面積が40㎡であれば、約24畳の広さなので、二人暮らしでも過ごしやすい広さとなります。

購入するマンションの金額の目安は?

購入するマンションの金額は、年収の5倍~7倍が一般的と言われています。

そのため、年収500万円の人であれば、2,500万円~3,500万円のマンションがおすすめです。

住宅ローンの毎月の返済金額は?

住宅ローンの毎月の返済の目安は、月収の25%~30%に抑えるとよいとされています。

たとえば月収が30万円であれば、返済する金額は毎月8.5万円~9万円以内に抑えましょう。

ケガや病気でローンが払えなくなった場合は?

「団体信用生命保険」に入っていれば、住宅ローン利用者が死亡や所定の高度障害状態になることにより住宅ローンが返済できなくなった場合に保証してくれます。

「団体信用生命保険」に加入するためには、健康状態が良いことが条件になります。その点、他の年代に比べて健康状態が良いことが多い20代は審査に有利でしょう。


独身女性がマンションを購入するなら早めの行動がおすすめ

男女ともに未婚率が増加して、独身女性がマンション購入をすることは当たり前になってきました。

独身女性がマンションを購入するなら早めの行動がおすすめです。早めに行動することで、時間的にも金銭的にも余裕を持って計画を立てることができます。

ただし、マンションの購入は多くの人にとって人生で一番大きな買い物となります。

一人で決めずにプロの意見を聞くことが重要です。

オークラヤ住宅では、豊富な経験と知識を持ったスタッフが相談に乗ります。まずはお気軽にご連絡ください。

ぜひマンション購入を成功させて理想の暮らしを送りましょう。