住まいというのは一生に一度の非常に大きな買い物。購入後に「あの物件にすれば良かった」なんて思いたくありませんよね。

そこで今回は、マンション購入を決める前に確認すべきことをご紹介していきます。満足するマンション購入の参考にしてください。

【目次】
1.マンション購入のチェックポイント
2.マンションの購入前に確認すべき4つの項目
共用部
専有部
管理組合・管理規約
周辺環境
3.マンション購入前のチェック項目~共用部編~
共用部の使用状況
セキュリティ
ひび割れ
駐車場、駐輪場など
4.マンション購入前のチェック項目~専有部編~
希望にあった部屋かどうか
音の聞こえ方はどうか
インターネット環境
電気の容量
5.マンション購入前のチェック項目~管理組合・管理規約編~
管理組合が機能しているか
長期修繕計画はあるか
リノベーションの制約について
ペットが飼えるか
6.マンション購入前のチェック項目~周辺環境編~
交通・生活の利便性
昼と夜の違い
将来的な変化
7.まとめ

1.マンション購入のチェックポイント

マンション購入の決め手は人によって様々ですので、実際にマンションを購入する際は、自分だけのチェックリストを作ることが、満足のいくマンション購入をするポイントでもあります。

ただ、自分なりのチェックリストだけでは、実際に住んでみてから不満に感じる点が見つかることも少なくありません。

そこで、マンション購入の際に外せない4つのチェック項目について詳しくご紹介していきます。

2.マンションの購入前に確認すべき4つの項目

マンション購入で失敗しないためには、「共用部」「専有部」「管理組合・管理規約」「周辺環境」という4つのポイントを確認することが大切です。

まずはそれぞれの概要をご紹介していきます。

共用部

エントランスや廊下など、マンションの住人が皆で使用するところを共用部といい、各住人が管理費、修繕積立金を負担し、維持管理を行います。

綺麗に掃除されているかどうかなど、見た目の部分はもちろん、防犯カメラや消火器が設置されているかなど、安心して住めるかどうかも確認するようにしましょう。

ポイントは建物や設備の新しい・古いではなく、維持管理がきちんと行われているかどうかです。築年数が経てば見た目は古くなりますが、掃除が行き届いていて、適切にメンテナンスされていれば、大切に使われていることが分かります。

専有部

間取りや広さ、家事の動線、部屋の明るさ、設備の状況など新しい生活が快適に送れるかどうかを確認します。

また、隣戸や上下の部屋からの音もれ、インターネット環境、床の傾きや軋みなどは大丈夫か、といった部分もチェックしておきましょう。

管理組合・管理規約

管理組合や管理規約は、必ず目を通しておきましょう。購入後のトラブルを減らすことができます。

マンションは、構造上の理由でリノベーションができる箇所、できない箇所があります。

リノベーションを考えているのであれば、行う予定のリノベーションができるのかどうかをきちんと確認するようにしましょう。

周辺環境

駅やスーパー、学校、病院、公園などへの距離や環境音など生活スタイルにマッチするかチェックしましょう。

実際の交通手段(徒歩や車など)を使って事前に確かめることで、物件購入後に不便に感じるケースを減らすことができるでしょう。

3.マンション購入前のチェック項目~共用部編~

それでは、具体的なチェック項目と確認方法をご紹介していきます。

まずは、共用部についてみていきましょう。

共用部の使用状況

共用部をチェックすれば、そのマンションがきちんと維持管理されているかどうかが分かります。

共用部とはエントランスや外壁、廊下、ゴミ置き場、集合ポスト、宅配ボックスなどです。

セキュリティ

防犯カメラが複数あれば、それだけで防犯になります。

もちろん、万が一マンション内で何かトラブルが起きたときなどにも役立つはずです。

ひび割れ

共用部分の廊下や階段などのひび割れをチェックしてみましょう。

マンションにはコンクリートが使用されており、経年とともに小さなひび割れがどうしても発生します。

ヘアークラックと言われる小さなものは、問題がありませんが、比較的大きなひび割れがある場合は、補修工事が必要になります。管理組合の修繕計画に盛り込まれているかどうか確認しておきましょう。

駐車場、駐輪場など

駐車場の空きや所有する車が利用可能なサイズなのかも要チェックです。

また、駐輪場も利用できるかどうかを事前に確認するようにしておきましょう。

4.マンション購入前のチェック項目~専有部編~

次に専有部について確認していきます。

希望にあった部屋かどうか

図面の確認はもちろん、必ず内覧して物件の詳細を確認しましょう。

部屋の間取りや広さ、明るさ、窓からの眺め、バルコニーの広さ、窓の大きさなどは、直接見てみないと把握することは難しいです。引っ越しした後の新しい生活をイメージしてみて、実現したいことが叶うのかという視点で確認しておきましょう。

音の聞こえ方はどうか

騒音は近隣トラブルに直結しやすいので、あらかじめ隣戸や上下の部屋の生活音が気にならないかどうかチェックしておきましょう。

また、マンションは「集合住宅」です。小さい子どもがいる場合などは自分たちが騒音の原因になる可能性もあるので、注意することが必要です。

インターネット環境

マンションでは、自分でプロバイダーと契約してインターネットを利用できる物件と、初めからインターネット環境が完備されている物件があります。

問題なく利用できるのか、費用はどれぐらいかかるのか、あらかじめインターネット環境についても調べておきましょう。

電気の容量

電気の容量は、マンションの部屋数やマンション全体で決まっているケースが多いです。

普段どのくらい電気を使っていて、新居でも同じように使えるか確認しておきましょう。

5.マンション購入前のチェック項目~管理組合・管理規約編~

次に、管理組合や管理規約についてご紹介していきます。

管理組合が機能しているか

マンションは住人自身が管理組合を運営して維持管理を行っているので、正常に運営されているかどうかは重要です。

実際に管理しているのは管理組合の役員ではなく、管理会社に委託されていることが多いため、管理会社がどこなのかも確認しておきましょう。

管理組合の運営については、会計が適切に出されているのか、総会が定期的に開かれているのか、などを確認します。

長期修繕計画はあるか

分譲マンションは、当然のこととして、築年数とともに劣化する部分が出てきます。その資産価値を維持するためには、長期修繕計画が不可欠で定期的に修繕する必要があります。

今後の修繕計画がきちんと立てられているか、それを実施するだけの修繕積立金の残高があるのかどうか、また、延滞金があるのかどうかを確認しておきましょう。

リノベーションの制約について

マンションの専有部は全て自由にリノベーションできわけではありません。

マンションはその構造上、リノベーションができる箇所とできない箇所があります。リノベーションを考えている場合は、事前にどのような制約があるのかを不動産会社の担当者に確認しておきましょう。

ペットが飼えるか

ペットを飼っている人、飼いたい人はもちろん、ペットを飼う予定のない人もペット飼育可の物件かどうかも確認しましょう。

大きさ、種類、頭数のほか、扱い方(散歩をしたら足を拭く、マンション内は抱いて移動)など細かな規定があるケースもあるので、事前に細かく確認することおすすめします。

6.マンション購入前のチェック項目~周辺環境編~

最後に、マンションの周辺環境を確認していきます。

交通・生活の利便性

駅やバス停など交通に関するものや、スーパー、学校、病院、公園など生活のインフラに関するものなど、それぞれの距離や道路の安全性は、そのまま交通・生活の利便性に直結します。

自分や家族が生活をする上で、何を重視するかを考えて、周辺環境が自分たちに合うのかどうかを確認しましょう。

実際に歩いたり、車で廻ってみて確認することをおすすめします。

昼と夜の違い

昼間は人通りがあっても、夜になると人通りがなくなる場所もあります。

例えば、子どもの通学路に街灯が少なく、人通りもまばらだと不安に思うこともあるでしょう。そのため、周辺環境をチェックする際には、昼だけでなく夜間の環境も見ておきましょう。

また、余裕があれば平日と土日祝日の2回に分けて確認するとより安心です。

将来的な変化

近隣の道路の拡幅計画や周囲の土地での建設予定などは住環境に影響を及ぼします。

事前に不動産会社の担当者に計画の有無を確認しておきましょう。

7.まとめ

マンション購入は、人生の中でも特に大きな買い物になります。

入居後もずっと、「いい住まいに住むことができた」と言えるように、物件や管理組合、周辺環境などしっかりとチェックすることをおすすめします。