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今回は、賃貸物件探しから中古物件探しに変更し、中古マンションを購入した男性の体験談です。
もともとは、以前住んでいた賃貸マンションよりも、もう少し広いところに引っ越そうと、賃貸物件を探していましたが、途中でそれを断念し中古マンションの購入の検討を始めたところすぐに良い物件が見つかり、住み替えが成功したというケースです。
では、どのような経緯で賃貸物件探しから中古物件探しに変更したのか、どのようにして探したのかお聞きしてみました。
<目次>
- 子供の成長を考え、現在よりも広めの住宅に引っ越しを検討していた
- 最初は賃貸で現在よりも広いところを探したが家賃が高すぎて断念
- 賃貸ではなく購入する方がいいのではないかと考えを変更
- 中古で予算内での購入可能な物件が見つかる
- 引っ越し後は家に帰るのが楽しみになった
1.子供の成長を考え、現在よりも広めの住宅に引っ越しを検討していた
私の勤務先は四谷にありで、もともと住んでいた賃貸マンションは勤務先から近く、山手線の駅に自転車で行けるなど立地の面で満足できる住居でした。
結婚をきっかけに賃貸マンションに住み始め、居住歴は10年ほどでした。子供も前の住宅に慣れており、特に不満はありませんでした。
しかし、上の子供が小学校3年生になると状況が変わってきました。
子どもが自分の部屋を欲しがり始めたのです。前の賃貸マンションはやや狭いのが難点で、子供部屋は難しかったです。
また、5歳の下の息子も小学校に上がると机なども置くようになるため、小学校に上がる前には、もっと広いところに引っ越そうと半年くらい前から物件探しを始めました。
希望としては、家賃は現在と同じくらいのところで、築年数は多少妥協できるくらいに考えていました。通勤時間も現在と同じで片道30分くらいのところがベストですが、残業が少ないこともあり1時間くらいまでは範囲を広げて探しました。
前の賃貸マンションを探したときは、特に苦労せず探せたので、今回も同じで、スムーズに探せると思っていたため、もっと広いところに引っ越して、楽しく暮らしている様子をイメージしながらワクワクしていました。
2.最初は賃貸で現在よりも広いところを探したが家賃が高すぎて断念
しかし、実際はなかなかうまくいきませんでした。
最初は賃貸マンションで前のよりも広いところを探しましたが、なかなか良い物件は見つからず、私の条件だと小さなマンションは多く見つかりますが、2LDKより広いところはほとんどありませんでした。
また、前の住居よりも広いところだと、家賃も高くなってしまい、都内だと2LDKでも15万円が家賃の相場でした。少し無理をすれば、家賃が15万円でも借りられないこともないですが、結果としてはあきらめました。
現在住んでいるところが狭すぎてどうしようもないという状況でもなかったので、あともうしばらくは住み続けようと考えました。
3.賃貸ではなく購入する方がいいのではないかと考えを変更
そんなとき、学生時代の友人が中古マンションを購入したという話を聞きました。その友人は、私と同じように子供が2人いて、年も同じくらいです。
友人の奥さんはパートで働いているそうですが、私の妻も働いており、家庭環境も経済状況も私の家とよく似ています。
私は、今まで賃貸マンションばかり探していて、マンションを購入するということは考えていませんでしたが、その友人の話を聞いたときに、マンションを購入するという選択肢も視野に入れてもう一度探してみようと思ったのです。
休日に友人と会って話を聞いたところ、その友人も最初は広めの賃貸マンションを探していたそうですが、広めのマンションだと家賃が高いため、持ち家の人がローンを支払うのと同じくらいの金額の家賃を毎月支払うことになり、断念したそうです。
それだったら、思い切って購入した方がいいのではないかと考え、マンション購入に踏み切ったという話を聞き、私もその通りだと思いました。
しかも、中古マンションでも最近は綺麗なところが多いため、友人と同じように中古マンションを中心に探してみることにしました。購入するなら、できれば新築の分譲マンションが良いですが、中古でも広くて住環境さえ良ければ妥協できそうです。
4.中古で予算内での購入可能な物件が見つかる
中古マンション購入の予算は3,000万円とし、私がこれまで住んでいた賃貸マンションの家賃と同じように、毎月の住宅ローンの返済が12万円を目安にすることにしました。また、貯金もあるので、頭金は300万円くらいまでなら用意できました。
そして、友人の紹介でもあるオークラヤ住宅さんに相談することにしました。
最初は23区内の物件を探しいくつか見つかったのですが、3,000万円の予算で23区内というのは、ちょっと厳しかったようです。
23区内で3,000万円を切る物件のほとんどは、昭和の時代に建てられたものでした。
2LDKくらいまでなら、リフォーム済みで、3,000万円を切る値段のマンションもありましたが、リフォーム済みで新しい住宅設備が整っているマンションは、予算を少しオーバーしてしまいます。
結局、23区内の物件は3件ほど検討してみましたが、どれも希望に合わず、23区外を探してみることにしました。
23区外だと都内の地域でも、3,000万円以内で購入できる3LDKの中古マンションがけっこう見つかりました。築年数が20年から30年くらいで新規リノベーション済みのマンションも多く、4件ほど良さそうなのが見つかり、その中から決めようとしました。
ただ、埼玉県南部の地域でも通勤時間はほとんど変わらないということで、埼玉県南部の地域の物件も3件ほど紹介されました。
その中で特に気に入ったのは、埼玉県和光市にある平成2年築のマンションでした。駅からやや離れていますが、閑静な住宅街の中にあり、住環境は良さそうです。新規リフォーム済みで、築年数の割に綺麗だったので、そこに決めました。
5.引っ越し後は家に帰るのが楽しみになった
その和光市の中古マンションの購入額は2,980万円でした。住宅ローンについてオークラヤ住宅さんに相談してみたら、頭金を300万円とし、住宅ローンは25年で毎月10万円ずつの返済、管理費と修繕積立金を合わせても13万円以内に収まるプランを勧められました。
今までの賃貸マンションの家賃よりも、毎月ローンを支払う方が安くなります。これまでよりも広くなり、子供部屋も作れたので子供たちも喜んでいます。妻もキッチンや食器棚などの設備について満足している様子です。
周囲には公園やスーパーもあるので、便利で住環境も良好です。生活にゆとりができて、家族の団らんも増えました。毎日仕事が終わって家に帰るのが楽しみになりました。