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【体験談】23区内の中古マンションを購入してリノベーション! 通勤時間が短くなり、家族との時間が増えた /平成9年築のマンション購入 41歳男性

※画像はイメージです
今回は、23区内に中古マンションを購入した48歳の男性の体験談です。
勤務先は永田町にあり、埼玉県志木市にある社宅に住んでいました。
仕事が終わるのは夜の9時くらいなので、平日は家にいる時間が短めです。
特にこれと言って不満はなかったのですが、会社の規定で社宅を出なければならないことになり、1年くらいで良い物件を見つけたそうです。 
新住居を探すにあたって、苦労したことや上手く探すコツを聞いてみました。

【目次】

1.結婚後13年住んだ社宅を出ることに

私が以前の社宅に住むようになったのは13年ほど前のことです。結婚したのをきっかけに、社宅に引っ越してきました。社宅の場所は埼玉県の志木市で、駅から徒歩で12分ほど離れた場所にある閑静な住宅街の中です。 

仕事が忙しいので帰りが遅く、平日はあまり家にいませんが、釣りが趣味で休日には朝釣りを楽しむことがよくあります。妻はパートとして働いており、帰宅後は家事をやっています。
社宅は2LDKの広さで家賃は7万円ということもあり、私も特段不満はなく、むしろ満足していたのですが、会社の規定により社宅を出ることになってしまいました。 
社宅なのでずっと住み続けるというわけにもいかず、いつかは出て行かなければならないと思っていたのですが、良い物件が見つかるかどうか少し不安でした。 
それでも、社宅を出るまで1年くらい猶予があり、貯金もけっこうあったので、持ち家を探す良い機会だと思いました。そして勤務先が近い都内で、現在の社宅よりも広い3LDKが良いと思って物件探しを始めました。

2.新築マンションを探すも条件に合う物件が見つからず

社宅を出なければならないという話を会社から言われたときには、ちょっと不安になりましたが、持ち家を探すということで、少しワクワクしてきました。 

持ち家なら新築が良いと考えており、妻もそう考えていたようなので、最初は新築マンションを中心に探してみました。
ただ、都内の新築マンションは、駅の近くだとかなり高額です。5,000万円くらいまでの予算で買える3LDKの新築マンションを探してみましたが、駅の近くの場所にはほとんどありませんでした。 
駅から遠いところも含めると、少し見つかりましたが、通勤がやや不便になってしまいます。また、歩いてすぐ行ける場所にスーパーなどがないなど、値段の割にあまり便利そうでない場所が多かったです。 
駅から近いところだと、予算を大幅にオーバーしてしまい、23区内で新築マンションを購入するのは難しいと思いました。

3.妻からの提案で中古マンションを買ってリノベーションすることに

23区内の新築マンションは少し厳しいということで、現在の志木市周辺で探すか都内の郊外で探すか迷っていました。 

埼玉県南部の地域なら、23区内の地域と比べると新築マンションの相場がだいぶ安いので、予算内で購入できる物件もたくさんありましたし、現在の社宅から近い場所なら、住環境もそう変わらないため、悪くないと考えていました。 
そんなとき、妻が中古マンションを購入してリノベーションするのはどうかと提案してきました。妻は新築を希望しているだろうと決めつけていた部分もあり、中古マンションは、ほとんど検討していなかったため、すぐに検討してみることにしました。 
23区内で駅に近い場所でも予算内で買えるか、リノベーションでどのくらい費用がかかるのか、どのくらい綺麗にできるのか、など不安だった部分をオークラヤ住宅の担当の方に詳しく聞いてみました。 
リノベーションにかかる費用は、工事の範囲や設備のグレードなどにもよって異なりますが、全体をリノベーションすると、概ね600万円ぐらいはかかるということでした。
また、リノベーションをした物件の写真とリノベーション前の写真をいくつか見せてもらいました。築年数が20年くらいのマンションでも、リノベーションをすると見違えるようになるのが分かりました。 
まるで新築マンションのように見えて、とても期待が膨らみましたね。
社宅を出るまで、半年くらい時間があり、物件数も豊富なので、これなら希望に合う物件がすぐに見つかりそうだと思いました。 
物件を購入してリノベーションをするのには、相応の日数が必要なので、社宅の退去期限から逆算してスケジュールをたてた方が良いとアドバイスしていただきました。

4.勤務先から近い場所で良さそうな物件が多く見つかる

中古マンションだと、23区内の地域でも予算内で購入可能な物件が多く見つかりました。

私は、仕事が忙しく平日はあまりじっくりと物件の情報を見ている時間はなかったので、主に妻がオークラヤ住宅の担当者から話を聞くなどしていました。
そして、物件選びで迷ったのが、どの路線の沿線にある物件が良いかということです。
新築マンションを探していたときには、予算内で購入可能な物件が少なかったため、あまり路線まで考える余裕はありませんでしたが、選択肢が豊富なので、路線で物件を選べます。 
今までは東武東上線を利用してきたので、同じ路線の沿線にある物件が良いと思いました。
その条件に合う物件が4件ほどあり、他の沿線でも立地や住環境が良さそうなところが6件ほどあったので、その10件に絞って検討してみることにしました。 
最終的に決めたのは、東京メトロ有楽町線沿線の駅から徒歩で5分のところにある平成9年築の物件です。東京メトロ有楽町線は東武東上線と直通になっているので、通勤するときの環境なども大きく変わりません。

5.家族との時間が増えて子供たちも喜んでくれた

購入を決めた中古マンションの価格は4,200万円でした。これにリフォーム代が600万円ほどかかり、合計で4,800万円ほどです。 

購入が決まって、オークラヤ住宅の担当者に住宅ローンについて相談してみたところ、30年で住宅ローンを返済するプランを提案してくれました。現金で1,000万円用意し、毎月12万円ずつ返済していきます。 
社宅では家賃が7万円だったため、それよりも毎月の住居費が多くなりますが、今まで貯蓄に充てていた金額の一部をローンの返済に回せば、無理なく返済していけそうです。 
また、リノベーションにより、室内はすべて新築のようです。
好みの配色にもできて、カウンターキッチンや広いお風呂などは、私も妻も満足しています。駅から近い場所で通勤時間も短縮されたため、家族との時間も増えました。 
平日も子供たちが寝る前に帰宅できるようになり、子供たちは毎日お父さんに会えるようになったと喜んでいます。
以前より都心に近いにもかかわらず、住環境も良好です。広さも十分で、リノベーションをしたことにより満足のいく物件になりました。