中古マンション売却の豆知識。
今回のテーマは、
「事例から学ぼう!マンション売却後の注意点」
です。
売買終了後に実際に起こった「ちょっと困った」事例を参考に、
お取引後の注意点をお伝えします。
どうぞご参考にしてみてくださいね。
引渡し後、出張でしばらく海外に行っていたS様。
取引きした不動産会社から何度も電話が入っているのに
気が付きませんでした。
帰国後、気が付いて連絡したところ、騒動が…。
引渡しをした以前のお住まいは、洗濯機にお湯とお水を選択して
出すことができるタイプのマンション。
買主様がお湯とお水の切り替え方がわからず、困っていらっしゃったのです。
S様が使い方を説明し、事なきを得ましたが、
買主様がしばらく洗濯機にお水が使えず、困ってしまった一件でした。

設備の説明書、お持ちではないですか?
物件のお引き渡しの際に一緒にお渡ししましょう。

お引っ越しのバタバタで郵便物の転送届けを忘れてしまったK様。
引越し後、いつも届いていた大事な郵送物がきていないことに
気が付きます。
買主様が保管してくださっており、無事に済みましたが、
ひやひやした一件でした。

郵便物の転送届けは必ず出しておきましょう。
引っ越し前からでも手続き可能です。
(詳しくは郵便局のホームページ等をご覧ください。)
電気・ガス・水道の停止手続きも忘れないようにしましょう。

お引っ越し後の雨の日、ベビーカーに子供を乗せてお出かけを
しようとしたW様。出かける直前となって、はた、と気が付きます。
ベビーカー用の雨の日カバーを前の家のメーターボックスに
しまっており、新居に持ってき忘れてしまったのです。
結局新しいものを買うことにしましたが、
荷造りの際にもっと注意してみておけば良かった、と思った一件でした。

意外と多いのが「忘れ物」です。
お引っ越しの際は、家のすみずみまで確認しましょう。

無事売却を済ませたR様。
悠々と過ごしていたところに送られてきたのが、
≪売ったはずのマンションの≫固定資産税の納付書…。
もう自分の持ち物ではないのに、払わなくてはいけないの?
慌てて不動産屋に電話したところ、
「固定資産税の納付書は、その年の1月1日時点の所有者に届きます。
売買代金とともに日割りの金額を買主様から受け取って
いただいていますので、お支払いください。」
とのこと。
契約書を確認してみると、確かに受け取っていた様子。
その時は、売買の方に気をとられて、
税金の日割り分を受け取っていたという認識がありませんでした。
ようやく納得がいき、支払いを済ませたR様でした。

固定資産税や管理費・修繕積立金などは、
所有している期間分を日割りで支払うことが一般的です。
契約書にあるお金の内訳をよく読んでおきましょう。
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お取引後の「ちょっと困った」事例を並べてみましたが、
いかがでしたでしょうか?

ちょっとしたことではありますが、
少しの注意でトラブルを避けられることもあります。
気持ちよくお取引を終えられるよう、気を付けていきましょう。
ご売却の終了後も、ご不明点、ご相談などございましたら、
オークラヤ住宅の担当者までお気軽にお声をおかけくださいね!