売却コラム
マンション買い替えコラム

【体験談】ショック!自宅を査定したら買値より安かった。 しかし、税金に詳しい担当者さんのおかげで理想のマンションを無事購入できました /2009年築のマンション売却 40歳 男性

※画像はイメージです

Aさんは某食品メーカーに勤める40歳の男性です。 

企業向けに商品の営業を行う部署の課長として、全国を飛び回っており、多忙な毎日を送っています。 

プライベートでは、2018年に待望の第一子を授かり、充実した人生を送っています。
その一方で、子育てと仕事の両立は今後かなり苦労しそうなので奥さんのご両親に助けてもらうつもりのようです。 
そんな背景もあり、共働きである奥さんの育休明けに、奥さんの実家の近くへ住み替えられないか検討をはじめたそうです。 
その後、無事に新しい物件を見つけて自宅を売却しようと査定したところ、購入時の価格を下回る金額となってしまい、住み替え自体をどうするのか悩まれたそうです。 
しかし、損を出した場合でも買い替えによって、税金の控除を受けられる場合があると知り、最終的には査定金額をそれほど下回ることもなく売却することができました。 
今回は、そんなAさんが自宅を買い替えた体験談についてお聞きしました。

【目次】

1.第一子の誕生をきっかけに、妻の両親の実家から近い調布への移住を決断

もともと営業畑だったということもあり、今の会社では8年ほど前から企業向けの営業職として働いています。会社に営業マンが多くないということもあり、私も営業先を開拓するため全国を飛び回っています。 

プライベートでは、妻と5年前に結婚し、その年にさいたま市に2LDKの分譲マンションを頑張って購入し、昨年には待望の第一子も産まれ、長年の夢が叶い夫婦共々喜びました。
しかし、自分が仕事で家にいない時間が多かったこともあり、共働きの妻は産休中、調布にある実家でお世話になっていたのです。 
結婚した頃は思ってもみませんでしたが、「子育てはすごく大変で、親の力を借りずにはいられない」と妻と話す機会も増えました。
妻は産休後には復職する予定だったということもあり、子育てについて徐々に不安が生じてきました。 
それで、子供の面倒をみてもらうためにも、妻の実家の近くに住み替えできないかと考えはじめたのです。

2.調布で物件を探しはじめたものの、なんと自宅の売却額が購入額を下回る査定に

私は今年40歳で年齢的にも最後のチャンスだと思い、結婚した年に買ったこの自宅を売却することに決め、調布で物件探しをはじめました。 

調布は、2012年に京王線の地下化が完了し、新しい大きな駅ビルも建っていました。 
もともとはファミリー層に人気があったそうなのですが、最近さらにその人気が上昇しているとのことでした。 
そのため、物件探しはすごく難航しました。気に入った物件をみつけても競争率が高く、迷っているうちに他の人に買われてしまうという状況がしばらく続きました。 
そんなとき、ある物件がきっかけで訪ねたのが、オークラヤ住宅さんでした。 
なかなか理想の物件が見つからず、半ば諦めかけていたとき、調布駅から徒歩10分のところに「これだ!」という物件をみつけたのです。 
3LDKの分譲マンションで、希望予算内の4,280万円ということだったこともあり、即行動に踏み切りました。 
スピーディーに決断したおかげで、物件自体は無事に押さえることができましたが、その後に大きな問題が発覚したのです。 
住み替えということもあり、自宅を売却するつもりで、担当者さんに査定をお願いしたのですが、なんと売却金額がかなり低く、買った金額をかなり下回ってしまったのです。 
この数年、中古マンションの相場が上がっていると聞いていたので、意外な現実でした。自宅を売ったお金をかなりアテにしていたこともあり、正直なところ住み替え自体を白紙に戻そうかという話にもなりました。 
あのときは、本当に頭が真っ白になりましたね。

3.売却損のため住み替えするか悩む。しかし、税金が控除されるという話を聞き決断

住み替え自体をためらっているとオークラヤ住宅の担当者さんに正直にお話したところ、損を出した場合でも買い替えることによって、税金の控除を受けられる場合があるというアドバイスを受けました。 

担当者さんのお話によると「自宅を2019年の12月31日までに売却し、新たに住宅を購入した場合であれば、売却時に損失が生じても一定の要件を満たすことで、損失をその年の所得から控除できますよ」ということでした。 
さらに、控除しきれなかった損失は、自宅を売却した年の翌年以後3年内で繰り越して控除することができるという特例だということで、なんともうれしい情報でした。
ただし、後から聞いた話なのですが、特例を適用するためには、「売却する年の1月1日時点で所有期間が5年超え」「買い替えた住宅の登記上の床面積が50㎡以上」「買い替えた住宅は10年以上の住宅ローンで購入」するという条件が必要だったそうです。 
しかし、税金に詳しい担当者さんは、最初からこの条件が自分たちに当てはまると分かったうえで提案してくれていたんです! 
また、売却金額と税金控除のバランスを見たうえで、無理のない返済プランも検討してもらえて非常に心強かったですね。 
こんなバックアップもあったおかげで、迷いを振り切り住み替えを決めることができました。

4.理想の物件に無事住み替え。通勤が楽になり、子育ても安心してできる環境に大満足

自宅の売却には思っていたよりも時間がかかったため、当初は結構焦りましたが、結果としては、査定金額を大きく下回ることもなく無事に売却することがでました。 

そのため、ほぼオークラヤ住宅の担当者さんにご提示いただいた住宅ローンのプランで購入することができ、胸を撫でおろしましたね。 
おかげさまで、子供が大きくなっても十分に暮らせる理想のマイホームに住み替えることができました。妻の実家も近くにあることもあり、安心して子育てができるようになったため、妻も非常に喜んでいます。 
また、これまで1時間半かかっていた通勤時間も40分程度になり、かなり短縮されました。しかも、乗り換えなしの一本なので、以前よりも通勤がすごく楽に感じます。おかげで、子どもが起きている時間に帰宅できるようになって最高にうれしいですね! 
今回無事に住み替えることができたのは、ひとえに担当者さんが税金に関する詳しい知識を持っていたことで、価格が下回っても安心して売却できたことが大きかったですね。あのとき、アドバイスをもらっていなければ、おそらく今も前のマンションに住んでいたと思います。 
今回の件では、妻も含めて、オークラヤ住宅さんには非常に感謝しています。